早口ではないのです。
片づけと英語で
あなたの暮らしをレベルアップする
バイリンガルオーガナイザーの吉川絵美子
です
ネイティブの会話の聞き取り(リスニング)が
難しいという英語学習者の声を聞き
聞き取りのコツを以前に書きました。
(私も英語学習者ですけどね)
今日は リスニング力UPの第2弾。
まず 絶対にやってはいけないのは
音源の速度を落とすという 「裏技」。
最近は 技術の進歩で
音源のスピードを倍速にしたり
遅くすることができるようです。
そうすると 聞こえない音が聞こえたと
喜んでいる人もいます。
私は 個人的には これは
やってはいけない 裏技だと思います。
なぜなら その場ではわかっても
リスニング力をのばすことにはならないから。
それに 半分のスピードにしても
結局 「聞こえない音」が
たくさん出てくるはずだから。
なぜなら リスニングが聞こえないのは
スピードが速いからではないのです。
聞いている人の 「理解力」が
追い付いていないから。
話し手が早いのではなく
聞き手の 処理能力が 「遅い」のです。
だから いくら 遅く話してもらっても
理解力があがることはありません。
知らない言葉は聞き取れないし
知らない構文は
どんなに ゆっくり言ってもらっても
意味はわからない。
(ネイティブの中には まず「ゆっくり話す」の
意味がわからない人もいます。
「話すスピードなんて変えられないわよ」という人や
ただ 大声になる人が多いです
だから 素直に「理解できなかったので もう一度
言ってください」と言った方が通じます )
聞き取り能力をあげようと思ったら やるべき事。
それは 実は 聞くことよりも 読むこと。
読解力を上げて
脳が 英語を理解する「処理能力」を上げるのです。
かく言う私も 国際ニュースなどを聞き取る時は
「早い」と感じることがあります。
実際 政治討論番組などでは
話し手が 興奮して すごく早口になり
ネイティブでも 聞き取れないような速度になっている人もいます。
(ウーマンの村本くんのように)
でも それでも 理解できる人は理解できるのは
言っていることの「背景」がよくわかっているから。
早さの問題ではなく あくまでも知識の問題。
語彙力が不足していたり
話しのテーマについて知識がないと
とたんに 英語が 「速く」なる気がするのです。
でも それを 自分の理解力が不足していると認識するか、
ただ 話し手が早口だからダメなんだ!と
問題点を相手にすり替えるか・・・・・。
私は 「速い」と感じたら
絶対に知らない単語が入っているはずと思い
それを探します。(それが固有名詞の時は泣きます)
その単語がわかると
速いと思った文章が ゆっくり はっきり聞こえるようになります。
最近 自分は いろんな言葉を知っているようで
これまで興味のなかった分野の言葉は
全然 知ろうとしてこなかったことに気づきました。
軍事用語や エキササイズ用語、スポーツ用語などです。
語彙の海は 広すぎて
どこまで行っても わからない言葉に出会うので
時々 嫌になることがありますが
新鮮な出会いがあると思うと ワクワクする時もあります。
これからも 自分が慣れ親しんだ分野の言葉だけでなく
様々なフィールドの言葉に触れてみようと思います。
いつも応援ありがとうございます
お部屋のお片づけメニューはこちら
その他のお問い合わせは
greendaisy.okatazuke@gmail.com
直接 メールでお問合せ下さい。
※いただいたメールはすべて48時間以内に返信しています。
返信がない場合は、恐れ入りますが再度お問合せください。