生徒・学生たちだけで雑誌を作るということは、戦前、戦後の時代には結構見られる現象だったように思えます。その時代の小説を読むとそういった描写もありますし、「まんが道」の中でも、藤子不二雄Aと藤子・F・不二雄も東京に出てくる前の学生時代に漫画雑誌を作り、同級生に回し読みさせたという記述があります。
今はそのような話は一見聞かなくなったように思えますが、実は案外この流れは継承されています。幕張メッセでのコミケではたくさんの団体が同人誌を売っていますし、角川書店のサイト、カクヨムでは小説の投稿も出来ますし、それを読むことも可能です。当校(東京インターハイスクール)でもネット上で小説を投稿している生徒はいます。
さらに一歩進んで、紙媒体のフリーマガジンを企画、編集、雑誌設置の交渉、予算の収集まで行っている生徒もいます。「手紙暮らし」という名前のフリーマガジンで、今回VOL.2が発行され、縁があって新聞、テレビに取り上げられました。とてもカラフルで丁寧な作りです。しかも、予算の都合で、イラストレーターなどの専門的なソフトではなく、パワーポイントで作っているというのがまた別の驚きです。
世の中は物にあふれていて、「あれがないとダメだ」「これがないとダメだ」とあきらめる人は大人も含めて多くいます。しかし、「ダメ」ではなくて、「なければどう補うのか」ということを考えなければいけません。社会に出ると、予算も時間も限られ、すべてにおいて充足している状況というのは限られています。このフリーマガジンは予算等の制約を乗り越えた素晴らしい作品だと思います。
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