(数年のブランク?を経てまたこちらにブログを記載することになりました。)
その生徒から直接電話がかかってきたのは今年の6月でしたでしょうか。こちらの高校に入ることを検討しているとの旨でした。こういったことは親が申し込むことが圧倒的に多かったので、「しっかりしている子だな」という印象でした。個別の学校説明を行う旨を話、学校説明の当日、やはり親は現れないで、生徒本人だけでした。これまでの話を伺った所、学校での授業がつまらなく、授業中でも自分勝手なことをしたり、ついには学校に行かなかったりしたとのこと。(学校は誰もがうらやむような進学校でした。)それを聞いて、(当校は自分で学びたいことをプラン建てて、それを遂行していく仕組みなので)「じゃあ、ウチでないとだめだね」という話になり、入学という話になりました。入学から数か月がたち、昨日、の生徒の担当コーチから現状を伺うと、一日9時間勉強をしているとのこと。単位制なので、卒業までの単位を早く取得して海外に留学したいという話をされていたとのことでした。
環境が本人を殺す時もあれば、生かす時もあると実感した話でした。自分の環境をより良い所に変えようとした本人の行動力が高かったので、良かった話ですが、実際はその環境にくすぶってしまったままの場合が多いように思われます。その学校が本人に向いているのかどうかを見極めるのも親の役割の一つなのかもしれません。
トビウオのようにイキイキと学校生活を送ってほしいですね。