人生で1年半だけ 片づけられない時期がありました。
自分らしい暮らしづくりをお手伝い、
片づけコンサルタントの吉川絵美子
です。
毎週土曜日に
【MyStory】 私とお片づけ というシリーズで
自分のことを書いています。
これまでの記事
⑨私の汚部屋時代(2) ⇐ 今 ココ
子どものころから 片づけが得意だった私。
一人暮らしになってからも 部屋はきれいでした。
高校時代のホームステイ、
アメリカの大学での寮生活
社会人になってからは 2か所のアパート生活と、
汚部屋を経験するまえに
何度も 一人暮らしを経験しています。
でも いつも部屋はきれいでした。
昔から ミニマリストというわけではありませんし
買い物や 流行も大好きでしたが
実家での個室時代も含めて
人生で 自分の部屋が片付いていない事はありませんでした。
そんな私が なぜ 突然 汚部屋暮らしになったのか
社会人になって まず最初の家は
大阪市内の6畳一間のワンルームマンション。
狭いながらも 収納を工夫し
快適に暮らしていました。
ただし モノは多かったと思います。
就職して お金が自由に使えるようになり
社会人らしい洋服が必要でしたし
休日は よく 買い物をしていました。
でも 「収納」も大好きだった私。
6畳の部屋の中で
ありとあらゆるテクニックを使い 収納を工夫して、
見た目は すっきり暮らしていました。
何人か友人が遊びに来ましたが
いつも 「狭いのに キレイに暮らしているね」と
言われていました。
数年後、この部屋から出る時に 引越し屋さんには
「よくあの狭い部屋に これだけの荷物が入っていたな」と
驚かれたぐらい あらゆる「隙間」を収納に活用していましたねー。
しかし 社会人3年目ぐらいになると
さすがにワンルームでは息が詰まるようになりました。
キッチンは電熱コンロが1個だけで
火力不足で まともな料理ができない。
洗面所がユニットバスにくっついていて 狭くて使いにくい。
壁が薄く 隣の部屋の音が筒抜けなのも 気になりました。
増えてきた洋服も だんだん収納を工夫するだけでは
苦しくなってきました。
そこで 経済的に余裕が出てきたこともあり、
もうちょっと設備の充実した部屋に引っ越すことにしました。
2軒目は 2Kのファミリータイプのマンションでした。
キッチンには 3口のガスコンロ、
お風呂は マンションタイプのシステムバス。
何より 洗面台がお風呂場の外にあったのが うれしかった。
クローゼットと押入れがあり 収納もたっぷり。
前の家で あれだけあった荷物もすっきり収まり、
むしろ 部屋は ガランとして寂しいぐらいでした。
しかし 人間 広い部屋に住むと
荷物も 増えていくみたいです。
引っ越した当初は 収納の半分ぐらいしかモノがなかったのが
2年ぐらい暮らしているうちに モノが増え続け
クローゼットも 押入れも それなりに モノが入っている状態に
なりました。
それでも 8割収納ぐらいで
相変わらず快適に暮らしていましたが、
もう ワンルームの生活には戻れない状態でした。
そんな時に出た 東京転勤の辞令。
そして 再びワンルームの社宅。
あわててモノを捨てて なるべく身軽にして
引っ越したつもりでしたが、
そもそも 入りきるような荷物の量ではなかったのです。
これが 汚部屋になる最大の原因でした。
しかし 荷物の量以外にも
もっと いろんな事が重なって
部屋は荒れて行きました。
その原因については
次回 詳しくお話しします・・・・・。
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