私にも「汚部屋時代」があったんです!
自分らしい暮らしづくりをお手伝い、
片づけコンサルタントの吉川絵美子
です。
毎週土曜日に
【MyStory】 私とお片づけ というシリーズで
自分のことを書いています。
これまでの記事
⑧私のお部屋時代(1) ⇐ 今 ココ
小さい頃から 祖父母の影響で片づけが大の得意、
むしろ 片づけが苦手な母親を 手伝ってきたワタシ。
(家族については ①-⑥を参照してください)
でも そんなワタシにも
片づけにまつわる人生の暗黒時代が
2、3回ありました。
今日は そのうちの2回目、(1回目は⑦を参照)
私が 「汚部屋」 に暮らしていた時代の話です。
それは 社会人になって 6年目ぐらいのこと。
NHKで報道番組のディレクターをしていた私は
初任地の大阪から 東京に 転勤になりました。
はじめての東京暮らしです。
住むところは 会社から与えられた「借り上げアパート」
(東京と思っていた場所は 実は 川崎でしたが)
引越し先は 3階建て賃貸アパートの3階。
新築で 間取りは1K、風呂トイレは別、
キレイで しっかりした物件でした。
その新築アパートが たった1年半のうちに
どうしようもない 汚部屋になってしまったのです。
どんな部屋だったかというと
とにかく 段ボールだらけ。
まともな家具がなく 収納場所がないので、
だんだん 家に持ち帰った荷物や資料が
あちこちに山積みになっていきました。
足の踏み場もない状態だったので
掃除もいい加減になり、
週末に 適当に コロコロをする程度。
帰りが遅いので 洗濯物を外に干すこともできず
家の中には 洗濯物が常にぶら下がっていて
お化け屋敷のようでした。
いつも帰宅は深夜で 家に帰っても 寝るだけ。
数時間寝て起きたら すぐに会社に向かう毎日。
今思えば、ほぼ ベットの上で 暮らしていましたね・・・
一番 ショックだったのは
あるカード会社から 5万円分ぐらいのポイントが
たまっていて 期限までに 換金するように
お知らせをもらっていたのに、できなかったこと。
その案内ハガキだか カードだかが
荷物にまぎれて どこに行ったか分からず、
電話1本かけて 入力手続きすればいいだけだったのに、
あちこち探しても やっぱり見つからず
結局 深夜12時を超えて 無駄にしてしまいました。
あの時の 絶望は 今も忘れられません・・・
モノがどこにあるのかわからない苦悩は
この時に 嫌というほど 骨身にしみました。
片づけが得意なはずの私が
なぜ この部屋でだけ こんなことになったのか?
その理由は 今なら わかります。
片づけの得意な私でも
この時代があったからこそ
お客さんの気持ちがわかるし、
今なら どうすればいいかもわかる。
だからこそ、悩んでいる方を
助けて差しあげたいと思うのです。
汚部屋の原因と対策については
長くなりそうなので
続きは 来週 お話ししたいと思います。
いつも応援ありがとうございます