言葉は 人の魂を傷つけます。
自分らしい暮らしづくりをお手伝い、
メンタルオーガナイザーの吉川絵美子
です。
今日は 心の片づけ、
メンタルオーガナイズの話です。
これを読んでいる みなさんの中には
・ 学校でいじめにあって 嫌なことを言われたり
・ 家庭の中で 言葉による虐待を受けていたり
・ 職場の上司にパワハラを受けていたり
・ 夫婦や親類の間で 暴言を吐かれたり
そんな体験をしている方(いた方)はいませんか?
言葉による暴力は 人の心を傷つけます。
言った人間は 「大したことない」 「とらえる人間の問題」と思っていて
発した言葉は 空気に乗って 霧のように 消えていくと思っています。
なかには 数日たって
笑顔で 「ごめんね」と 謝れば 「チャラ」と
思っている オメデタイ人間もいます。
”舌に 骨はないけれど、
舌(から発せられる言葉)は こぶしより強く 相手を打つことができる”
言葉は 人を幸せにする力もあれば
使い方を間違うと 人を 殴るのと同じようなダメージを与えます。
でも 言葉の暴力による 「心の傷」は 外から見えません。
殴れば 自分の拳が痛いし、
相手の傷を見れば 加減がわかるものが、
言葉による暴力は 「傷の深さ」が見えないゆえに
発言者を 調子に乗らせてしまいます。
そんな 無神経な人間に子供を育ててはいけないと
アメリカの小学校で 言葉の暴力についての授業が行われました。
見た目は つやつやした 美しい2つのリンゴのうちの片方に
クラス全員で 悪口を言います。
教師が先頭を切って 「こっちのリンゴの嫌な所を言ってやりましょうよ!」というと
幼い子供たちは あらん限りの悪口を言い始めます。
リンゴの見た目は 変わりません。
そして クラス全員で さんざん悪口をいった後、
教師は リンゴを切り、
悪口を言われたリンゴの方の 中が痛んでいることを見せます。
「 泣いたり 血を流していなくても 心の内側で 傷ついている人はいるんだよ」
というメッセージです。
言葉による暴力がいけない事であり、
見えない心の傷の深さを 子どもたちに教えるのに
とてもわかりやすい授業だと 最近 ネット上で話題になりました。
ところが 大人の中には この言葉の負の威力を分かったうえで
あえて 人を傷つけるために 言葉の暴力を使う人がいます。
殴れば 犯罪だけど
言葉なら いくらでも 相手を傷つけられる
ズル賢いヤツらが使う方法です。
英語では 言葉による暴力は verval abuse(バーバル・アビューズ)ですが
日本語だと パワハラとか 家庭内では、精神的虐待と 呼ばれています。
言葉の暴力をふるう人の心理が解説されています。
言葉の暴力は いろんなタイプがあります。
大声で怒鳴るものから 静かにコメントするもの。
あからさまなものから 当てこすりのような嫌味まで。
でも すべてに共通するのは
言葉の暴力をふるう人間は・・・・
・相手を操作しようとし
・相手より優位に立とうとし
・責任をとることから逃れようとし
・失敗を隠したり、失敗したことを認めない
言葉で ネチネチ攻撃してくるような人間は
とんでもない 「弱虫」 なんですよね。
ところが 日本の学校や職場では
この「言葉の暴力」に対する意識が
とても 低いと思います。
先生が生徒を叱ったり、
親が子をしつけたり、
コーチが スポーツ部員を指導したり、
上司が部下に 指示するためには
多少の「強い言葉遣い」は アリだろうという文化。
「ひどい事を言う」時に 愛なんてありません。
そこにあるのは 相手を支配しようとする 「暴力」だけです。
「言葉の暴力」は許されないという当たり前の事実を
まず 私たち大人が 認識するべきです。
そして 言葉の暴力の被害にあったら、
大声で泣いてもいい。
とにかく 相手に 傷ついていることを 伝える。
やめるように 言う。 嫌だという気持ちを伝える。
ただし パワハラ気味の人間には 火に油を注ぎかねませんから
相手の性格や様子を見て 冷静に 対処しましょう。
第三者に相談できる場合は そこに伝えましょう。
相手を恐れて 泣き寝入りしちゃ ダメです!
おかしい事は おかしいと声を上げるべきです。
でも どうしても それができない場合は。
とにかく 傷ついている自分を認めましょう。
たいした事ない、
自分が大げさにとらえているだけ、なんて自己否定しない。
大きな傷を受けています。
しっかり傷の大きさを感じて
家で 泣いて わめいて 悔しがって 怒って。
すべての悲しみを 出し切りましょう。
全部 出し切るのです。
気が済むまで 出したら
今度は 「片付け」です。
やり方は この本に書いてある通り。
ゴミのような汚い言葉は さっさと 捨てましょう。
いつまでも 大事に 自分の胸にしまって
何度も 取り出して 味わおうとしない!
頭の中で イメージを作り
新聞紙にくるんで 捨てたり
燃やしたり
トイレに流したり、しましょう。
そんな言葉は捨てて
もっと 美しい言葉 うれしかった一言を
増やしましょう。
夫に言われたあの一言が許せない、
クラスメートにいじめられた時の あの言葉が残っている。
いつまでも 何度も 思い出しているのは 「自分」 です。
暴言を吐く人や
汚い言葉遣いしかできない人間はたくさんいます。
だからといって 彼らの言葉を
名言集のように 集めない!
取るに足らない つまらない人間です。
脳のメモリー容量がもったいない(笑)
忘れて 次に行きましょう。
仲間と一緒に 心の片づけをしてみませんか?
↓ ↓ ↓
単発参加OK。本を読んでいなくてもかまいません。 詳細は こちら。
1.日時:2017年4月18日(火)10:00~12:00
2.場所:吉祥寺駅徒歩5分のカフェ (詳細は参加者にお知らせします)
3.料金:2.000円(ドリンク代別途)
4.持ち物:課題図書『しなやかに生きる心の片づけ』・筆記用具
☆申し込み先 → こちら
※ M-cafe@吉祥寺は ケアマネージャーであり癒し系、
メンタルオーガナイザーのみやざきかずよさんと共同で開催しています。
心の片づけのプライベートセッションも承ります
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その他のお問い合わせは
greendaisy.okatazuke@gmail.com
直接 メールでお問合せ下さい。
※いただいたメールはすべて48時間以内に返信しています。
返信がない場合は、恐れ入りますが再度お問合せください。