夜のタナ・ラタ
18日(金)快晴。いよいよ雨期明けが近い。今日も7人でテニス。休憩中にシンガポール出身のDr.Lと話すことが多い。話題はたわいものいものだが、林を北京語ではLIN,
中国南部はLIMと表記するという。なるほどKLの友人のリムさんは福建出身でLimさんだった。
当地では若者に関わらず、タブレットやスマホは常識で、日本の風景と変わらない。携帯は月30RM(900)円もあれば十分というほど安い。私のネット接続は現地のテレコムと契約する形で月58RMで使い放題だと思っていたのだが、2.3日前からスピードが遅くなった。
おかしいと思い、夜7時半過ぎ街に出て、携帯ショップへ。システムが変わったらしく、使い放題ではないのだと。残高がほぼなくなっており、再契約(SIMカードの交換=53RM)をし、ほっとして、帰りに初めてPUBにより、アンカービールを飲む。白人のグループばかり。
Uncle Chow 帰宅して、接続したが、つながらない。再びPCを持って街へ。やっと接続できた。夜の街のこの賑わいは何だ!インド料理店は白人のグループで満杯。前から思うのだが、西洋人にとってのアジアはインドではないのか。街のアーケードはすれ違いも困難なほど。
どこの街にもある怪しげな店はここCHには見当たらない。足裏マッサージ店が何軒かあるが、ガラス張りの、会計も明朗会計だ。9時半を回っているのに、昼間見たこともない賑やかな風景だ。土産物店やスーパーも混雑しているし、ランドリーもフル回転である。
帰宅したら10時近かった。今これを書いている。明日の朝粥はお休みだ。今日の昼食は団地内のUncle Chowでミースープ。従業員に小柄なマレー人とは違う男の子5人。マスターに外国人かと聞いたら声を潜めてオラン・アスリだと。彼らは街で働き始めたのだ。
外国人労働者の住まい? 何語で話しているのかと聞いたら、マレー語だと。このCopitian(レストラン)は趙さんは中国人、奥さんはニョンニャ(中国とマレー人の混血=自ら名乗った)だと。ここは中国人の観光客が圧倒的に多いのだが、インド人やマレー人も来る。マレー語が話せれば仕事になる。
ビル工事現場にいる外国人労働者はどこに住んでいるのか気になっている。KLのリムさんの話では、安アパートの一部屋に何人も暮らしているのだとか。ここでは、注意してみていると、建設中のビルの一階とかこれまた工事中の歩道の下に洗濯物が見えるから・・。
日銭はいくらなのか、前回の話では工事現場の労働者で一日50RM(1500 円)との話だったが・・。今はもっと上がっていることを願いたい。バングラデッシュやミャンマーの人たちにとってはかけがえのないお金なのだろう。この格差の現実、しっかり見つめておきたい。