• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

NO3026 原発をやめるべき理由(35)

ポルトガルの思い出
ポルトガルの思い出 25日(水)曇。日本の原発は本当に再稼働に向かうのか。事故直後のあの危機感はいつの間にか消えてしまったかのように見える。汚染水問題だけを見ても、今後事態が好転するとは私には到底思えない。下手をすれば、オリンピックを返上せざるを得ないのでは。

 

 電力会社や関連産業、政治家、官僚、学者、マスコミが絡み合った、いわゆる「原子力村」は今や完全に復活している。現在の原子力規制委員会の前身である原子力安全委員会は原発の安全性評価について中立であるべきだったのに、業界から寄付漬けの状態だった。

 

 事故後はどうなったか。実質的に何も変わっていない。ストレステストの手順を見ても今柏崎刈羽で行われている断層調査にしても、基本的にはすべては電力会社に任されていることに納得がいかない。電力会社の調査やデータを規制委員会が審査する形でいいのか。


ポルトガルの思い出 

ポルトガルの思い出 なぜ、規制委員会や規制庁が独自の調査や判断をする方向ができないのか。日本の原発はそもそも設置許可を得る段階からすべて電力会社任せできた。そのことの可笑しさをなぜマスコミはつかないのかということだ。民間会社が己に厳しい調査などするはずがない。

 

 繰り返しの指摘になるが、六ケ所村に建設済みの低レベル放射性廃棄物埋設センターはすでに廃棄物の入ったドラム缶がすでに満杯状態であるという。ここは、北側に老部川、南側に二又川、尾鮫沼を従え、地下水は雨が降った時にしみこむ程度だと説明されてきた。

 

 ところが、実際は地下水の水位が高いことがわかり、申請時の設計を大幅に補正し、ボーラスコンクリートという透水性の高いコンクリートを使ったり、排水路を設けたりして、地下水の排水対策を強化しているという。つまり、中間貯蔵施設として安全ではないということだ。

 

ポルトガルの思い出
ポルトガルの思い出 06年6月、低レベル放射性廃棄物埋設許可取り消しを求める訴訟について、青森地裁は国側勝訴の判決を下した。その要旨は「たとえ浸水したとしても、排水されるようになっている、地下水の汚染が発生しても尾鮫沼に達するので問題ない」という無責任な理由。

 

 この施設では、今後300年間この核ゴミを管理することになっているのだそうだ。300年で済む話ではない。高レベル廃棄物は10~100万年以上、生活環境から隔離する必要があるのだ。00年6月、最終処分場を選定する為の「特廃法」が制定された。 そこには、

 

 「地震、火山、隆起、侵食そのほかの自然現象による地層の著しい変動の記録がないこと」「将来にわたって、これらの自然現象による地層の著しい変動が生じる恐れがないと見込まれること」と書かれている。そもそもそんなことを証明できる資料があるはずがない。

続きを読む

続きを読む

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045