小さいとき学んだことは結構忘れないものです。かつて弥生時代に稲作が始まったと学んだのですが、実はイネ科植物の葉が縄文時代の頃に発見されて、古びた知識を修正しなければならなくなりました。別な例として、富士山は休火山だ、ということも学びました。今や休火山という言葉は死火山とともに廃用となっています。古い知識は世の中の動きにそって修正したり更新される必要があります。霧島の新燃岳の噴火によって噴火や防災にどう取り組むかということが大事になっています。火山に関する科学的な知識もさることながら、予知や防災に対する心構えやそれに備えた行動を教える、それが教育というものです。 続きを読む