舞踏会だなんて、ベルサイユのバラの世界のようですねぇ。
今では世界中を見渡しても、ウィーンほど舞踏会が盛んなところはないとか。
歴史のある舞踏会なので、守るべきマナーも色々あるそうです。
・女性からのダンスのお誘いは断ってはいけない。
・男性からのダンスのお誘いは断ってもいいが、断った場合はその曲の間は他の誰とも踊ってはいけない。
・ダンスが終わったら、男性は女性を元いた場所に連れて行く。
などなど、男女の立ち位置まで決まっていて、結構細かいです。
次に服装。
男性の服装といえば、燕尾服!と思いますが、燕尾服を着てもいいのはオペラ座の舞踏会と、楽友協会の舞踏会だけだそうです。これ、意外と知られていないのでは? 間違って着て行ったとしても誰も何も言わないと思いますが、一緒に踊る女性としてはちと恥ずかしい。ですので、これは知っておいたほうがいいかもしれません。
そしてお値段。
これが、ちょっとビックリするようなお値段です。もし私が日本で燕尾服を買うとすると、20万円は用意します(エナメル靴は除く)。でもウィーンなら、したのセットで522ユーロ。(約58000円)
こちらはオペラ座と楽友協会以外の舞踏会に着ていくタキシード。403ユーロ(約45000円)
お店の人の話によると、蝶ネクタイの色はグレーが今風、黒がオーソドックスとの事でした。
舞踏会での男性の靴といえば、エナメル靴。これは絶対にはずせません。なぜならエナメル靴を履くのは、男性が女性のロングドレスを靴墨で汚さないようにするためだからです。普通の革靴は靴墨で磨く必要がありますが、エナメルの靴は乾いた布で磨くだけで光沢が出るのです。またエナメル靴専用のクリームも乳白色です。
日本国内の旅行会社の「ウィーン舞踏会参加ツアー」をみると、旅費込みで130万円というのを見つけました。
舞踏会に参加した人達のことを「夢を実現させた方々」と呼んでいたので、やはり憧れの舞踏会なのでしょうね。私も来年は参加するつもりでいるので、日本にいる人達のなかで参加してみたい人は連絡してくださいね。え?130万円は高い?高いよねぇ。それでも参加したいという人が多いからでしょうねぇ。でも130万円の内訳は、きっと、航空運賃+宿泊費+旅行会社への手数料で129万円以上してますよ。
日本国内にいる人でもウィーンにいる人の手を借りれば舞踏会への参加は簡単ですが、最大の難関は男女ペアで参加しなきゃいけない、という点かな。ヨーロッパ旅行って、女性だけの場合が多いじゃない?↓ポチッとお願いします。励みになります
にほんブログ村
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。