Teebutter (ティーバター)
紅茶のバター?いえいえ違います。
最高級 (Güteklasse 1) バターの総称です。
元は夏の間に柔らかい草を食べた牛から絞った牛乳で作ったバターだけをTeebutterと呼んだそうですが、いまや「最高級 (Güteklasse 1) バターを意味する名称」に変わりつつあるそうです。
お味は、ちょっと酸味を感じる程度のまじりっけのないアッサリ風味、牛乳臭さは皆無。舌触りはきわめて滑らかで冷蔵庫から出したすぐでもバターナイフで軽く切り取れます。そしてこれこそが、Güte(素晴らしい)klasse(クラス)1のバターの特徴だそうです。日本で似たような風味のバターといえば、小岩井純良バター(160g 630円)ですが、それよりもう少しコクがあるように思います。小岩井純良バターは発酵させているのできっと作り方も違うのでしょう。
なぜTEEなのかという謂れはいくつかありますが、英国王室がこのバターを使ってクッキーを作り「5時の紅茶の時間」に出したから、というのがあります。紅茶の英語のスペルはTEAですが、ドイツ語ではTEEです。このバターでクッキーを作るとサクッと美味しいのができそうですね。ちなみにオーストリアのバターは「塩入り」と書いていない限り、無塩バターです。
さて、ウィーンのどこで買えるかというと、ずばりどのスーパーにも置いてあるお馴染みのバターです。
「もしかすると紅茶風味のバター??」と思っていた方。大丈夫です、紅茶味のバターではありません。
でも、Joghurtbutter(ヨーグルトバター)はヨーグルト独特の酸味があるのでご注意を。
お値段は、250gで1.25ユーロ(140円)さすが乳製品の国だけあってカワイイお値段です。↓ポチッとお願いします。励みになります
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