おはようございます。
日本にはいろいろなアフリカ人がいるようで、日本にいる間にもそういった方々と交流させていただきました。
ある人が、
「人の話なんて全部ポジショントーク」
だと言っていましたが、アフリカ人に会うたびにそう感じます。
と言いますのも、その人のバックグラウンドや現在の立ち位置によって、同じ話題でも人によって全然意見が違ってくるのです。
それが、ビジネスだけでなく、国家に対する思いや子供についての意見も同様です。
ビジネスの話の例にしますと、努力して学校でトップの成績を取り、国費留学などの制度を利用して来日し、その後日本とのビジネスをしている人、A君。
アフリカの財閥系の家に生まれ、家のお金で大学まで出て、その後仕事で来日しているB君。
この2人の間に共通点を見出すことは困難ですね。
A君とB君の間で母国をどう発展させていくかという話をすると、A君はどうしても自分たちのバックグラウンドである一般家庭を想像し、その一般家庭の生活を上げるためには、といった論調で話をします。
一方、B君はもっと大きな視点で経済を語りたがり、一般家庭というよりは国際社会の中での母国の地位向上などを念頭に置いているように感じます。
どっちが正解でどっちが間違いなのかという話ではなく、日本人が外国人と接するときに「●●人」というレッテルをはりつけ、すべての人のバックグラウンドや立ち位置を考慮せずに付き合うことはかなり危険だということです。
どの国にも自分に合う人はいるだろうし、逆に合わない人も必ずいます。
ビジネスはお金のやり取りでしかないという人も中にはいますが、基本は人と人の間での人間関係ですので、その部分をきちんとして取引に応じていただければと思います。
きっと、その方が成功率は上がると思いますよ。
そのためにも、相手のバックグラウンドや立ち位置をきっちり把握しておくことも必要だと思います。
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