おはようございます。
弊社とムトゥワラの関係はタンザニア進出当時からです。
ムトゥワラがまだ注目されてなかったときから、弊社はそこで商売をしてきました。
元々我々は新しい場所に進出するとき、主に3つの要素を見ます。
①人がいること(顧客となり得る人口の確保)
②モノが動くこと(物流)
③注目されてないこと(進出が容易)
ムトゥワラはモザンビークとタンザニアの国境近くにある港街です。
(ムトゥワラの基本情報はこちらでどうぞ)
また農業や漁業が盛んな街なのに、なぜかタンザニアの開発歴史の中では取り残された地域の一つでした。
タンザニア進出当時から、国内の次の拠点をどうしようか、と議論をしたときに、
ムトゥワラの名前があがりました。
モンバサに近いタンガとは違い確かに面白そうな街だと。
そしてまだ誰も注目していない。
すぐさまにムトゥワラにお店を出しました。それが4年前。
売上はトントン。予想通り。
お店を出した理由が情報収集目的だから売上はトントンでちょうどいい。
むしろ無料で情報収集ができるほうがありがたい。またゆるぎない信頼関係を現地の人たちと築くことができた。
それはアフリカにとって大きな財産です。
そんな中、
我々も予想だにしなかった大きな出来事がムトゥワラで起こります。
「天然ガスの発見」
ガスメジャーがどんどんムトゥワラ沖に調査団を送り、まったく注目されてなかったムトゥワラがどんどん注目されてきます。
先週1週間でムトゥワラ関連で報道されたニュースを2つ紹介しましょう。
一つ目は、ムトゥワラ港で輸出品加工地区が設置されることが決まったニュース。
(ニュースの原文はこちら)
輸出品加工地区とは輸出志向型企業に対して、指定された地域または地区内で、有利な投資機会を提供するための工業特区です。
オイル関係の外資の募集を行う予定だそう。
もうひとつがこれ。
ムトゥワラで肥料の生産プラントを設置するというニュース。
(原文の記事はこちら)
また別な記事では、
キクエテ大統領が注目している、今後めまぐるしい発展をするであろう3つの地域/都市にムトゥワラが入っていました。
国内外で注目を浴びてるムトゥワラ。
日本はどのよう関わっていければいいのか。
発展の波に乗ってこそ、アフリカでビジネスをする意味があると思う。
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