• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

商品開発と付加価値

僕自身2冊目の書籍を出版させていただきました!
人と違う生き方をしている僕の頭の中を書かせていただいています。
世界へはみ出す (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)/金城 拓真

¥1,260
Amazon.co.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



おはようございます。




あるメーカーさんと話をする機会があったのですが、その時の話が今でも印象に残っています。



その企業は世界でもトップクラスの技術力を誇り、新聞や雑誌では新しいテクノロジーを作った会社として紹介されたりします。






しかし、その会社がアフリカマーケットに進出するにあたって自社の製品を見た場合、オーバーテクノロジーだったと言っていました。



オーバーテクノロジー。






言葉にするとなんか陳腐な感じですが、不必要な機能を外し、基本性能や省エネに的を絞った実用的な商品にすることで価格を抑えるのが目的のようです。


簡単に言うと、付加価値を商品に付けて販売するのと逆の発想ですね。







実際、アフリカで売れている商品と言えば中国製の商品を上げる人が多いのですが、基本性能が良ければブランドや高機能には拘らない、同じ条件なら安いか好みのデザインなどで買うという特性がよく表れている証拠ではないでしょうか。



アフリカをはじめとする途上国において、高機能商品は「使わない機能にお金を払わされている」という心理も働き、更に売れなくない様な気がします。





こういうと、現在の商品から単純に不要な部分を抜いて低価格にすれば売れると考える企業さんもあるようですが、現実はそうではありません。



コストを抑える商品開発は新テクノロジーを編み出すのと同じくらいの苦しみがあると思います。





商品を小分けにしてみて、どの機能をどのように商品の中に詰め込み、そこからさらにアイデアを出し合ってコストダウンを実現していかないといけないのです。




まるで、ボクサーが減量する感じだと説明されて納得したのを覚えています。







日本は基本的な人件費が高いので途上国向けの商品開発は難しいと思いますが、日本人の優秀さを発揮して他国に渡り合ってほしいですね。




この時僕と話している企業はヨーロッパのある国の企業なのですが、人件費の高いヨーロッパでもやっていることなので、日本ならきっとできると思います。







~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


本では書けなかったことや、本で書いたことのその後をメルマガで発行することになりました。
色々な人の助けがあり、メルマガを発行することができ、すごく嬉しく感じています。
初月無料ですので、もしよろしければご登録ください。
$アフリカ経済勉強会 ~アフリカでビジネス展開し成功するには~-まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/0001526050.html


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

新・現代アフリカ入門――人々が変える大陸 (岩波新書)/勝俣 誠
ルポ 資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄 (朝日文庫)/白戸 圭一
アフリカ 苦悩する大陸/ロバート ゲスト
アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 (岩波新書)/松本 仁一
新書アフリカ史 (講談社現代新書)/著者不明

続きを読む

ブログ紹介

アフリカ経済勉強会 ~アフリカでビジネス展開し成功するには~

http://ameblo.jp/africabusiness/

アフリカのタンザニアとベナンに事務所をもち、アフリカで生活しビジネスをしながら得たノウハウを公開。アフリカで生活することのむずかしさ、おもしろさをビジネスや経済を絡めながら紹介。

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045