こんにちは。
待ちに待った週末。
久しぶりに邦画を見ました。『かもめ食堂』(2006)
フィンランドで食堂を切り盛りする、
3人の中年日本人女性のお話です。
日本にいる友人達から薦められ (しかもみんな女性!)、
ずっと気にはなっていました。あらすじ:
サチエ(小林聡美)はフィンランドの都市、ヘルシンキで「かもめ食堂」という名の日本食の小さな店を営んでいる。 ある日カフェにやってきた日本かぶれの青年に「ガッチャマンの歌の歌詞」を質問されるが、思い出せず悶々としていると、町の書店で背の高い日本人女性ミドリ(片桐はいり)を見かける。 もしや、と思い試しに「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい!」と話しかけると、見事に全歌詞を書き上げるではないか。 旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった…というミドリに「何かを感じた」サチエは、彼女を家に招き入れ、やがて食堂で働いてもらう事に。
一方、マサコ(もたいまさこ)は両親の看護という人生の大役を務め終え、息抜きにフィンランドにたどり着いたものの、手違いで荷物が紛失してしまう。航空会社が荷物を探す間にかもめ食堂へとたどりつく。
生い立ちも性格も年齢も違う3人の女性が、奇妙な巡り合わせでかもめ食堂に集まった…。
(以上、Wikipediaより抜粋)
さて、この映画。
ステキです。海外で出会う日本人達の模様を、
とてもうまく自然に描けていました。
私が今まで暮らした外国の大都市、
ニューヨーク&ボストンは、
日本人が比較的多く、
日本コミュニティらしきものも存在していて、
和食レストランも日系スーパーもあるし、
日本語新聞や日系美容室もあるし、
望めば、日本のような暮らしができます。
逆にいえば、異国感が薄く、
結果日本人同士のボンドも弱めな気がします。
でも中東やアフリカやヨーロッパの田舎など、
日本の匂いが全くしない場所で、
しかも英語圏では無い国で、
偶然日本人に出くわすと、
なんだか親近感がわくんですよね~。
英語が通じる外国人に出くわしても、
親近感がわきます。
当たり前ですが、
言葉が通じるっていうのは、
大きいみたいです。
心が通じるためには、やっぱり言葉は重要です。
もちろんそれだけではないですが。
今住んでるオランダ、アムステルダム。
NYほどではないですが、日本人もちょろっと住んでいます。
そしてオランダ人も、他の外国人も、
だいたいみんな英語が話せるので、
異国感を感じる事があまりありません。
そういう意味では、
居心地が良いといえばいいのですが、
あまのじゃくな私は、2ヶ月に1度くらい、
言葉の通じない国に行きたい衝動にかられるのです。
言葉じゃない部分で世界や人々を見て感じたり、
ゼロなった自分と向き合う事ができる気がします。
そしてあらためて、便利な日常や大切な友人達に感謝。
さて、かなり話が脱線してしまいましたが、
この映画の舞台になったフィンランド。
馴染みの薄い異国、なイメージですね。
私がフィンランドと聞いて思いつくのは・・・・
”アメリカ時代の友達、フィンランド人ピアノ調律師”
祖国フィンランドで彼の帰りを待つ、
ガールフレンドの写真をみせてもらった事があります。凍った湖の上に立って微笑む色白の美しい女性。
フィンランドって素朴だな~、寒そうだな~と思いました。
”音楽院の後輩、フィンランド人作曲家”
ちょっと人見知りするけど、
慣れるとガンガン面白い話をしてくれました。
かめばかむ程味が出るタイプです。
それにしてもロシアにせよ、フィンランドにせよ、
どうして寒い国の人々は、お酒強いのでしょうか?
そして・・・
”サンタクロース”
そう、サンタクロースの国、というイメージがあります。
子供の頃、よくサンタクロースに電話をかけました。
電話の向こうはフィンランド。
サンタさんとトナカイ達が、
クリスマスの準備に追われていたようです。
あ、冗談じゃないですよ。本当にあったんです。
サンタクロースの電話番号。
(リカちゃんの電話番号もありましたね。)
定期的に更新された自動応答メッセージが流れる仕組みでした。
すごく好きでよく電話していましたが、
ある日、急につながらなくなってしまいました。
サンタさんに何かあったんじゃないか!?
と心配したのを覚えています。あ、また話が脱線してしまいました。
ぜんぜん映画のリビューになってませんね(笑)
最後に、映画の名セリフをひとつ。
『たぶん、大丈夫』
by 主人公サチエ
これ、私の口癖です(笑)
必要以上に先の心配をせず、
なるようになるさ精神を持って、
一日一日を大切におおらかに生きる登場人物たちに
強く共感したエリカでした。
~ブログランキング参加中~
毎日1クリックお願いします m(_ _ )m
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。