秋もそろそろ終わりを告げようとしているのか、
夜風が冷たくなってきたアムステルダム。
こんな夜は家でひとり、
静かにクラシック音楽を聴きたい気分なエリカです。
Gabriel Urbain Fauré
ガブリエル・ユルバン・フォーレ
(1845-1924)
フランスの作曲家です。
なかなか男前ですね。
Prelude Op.103 - No.6
1910年に作曲された、全部で9曲あるピアノの前奏曲の第6番。パヴァーヌ Pavane, op 50
中期の作品です。こちらもピアノ・ソロ。
なんと、この演奏でピアノを弾いてるのは、フォーレ本人!
なんともねっとりしたタッチで弾きますね、彼。
プライベートでは、結婚後も不倫に浮気に忙しかったそう。
のちにドビュッシーの奥さんになった声楽家、エンマ・バルダックとも愛人関係
にあったとか。
さすがフランス人!Requiem : In Paradisum
1887年に作曲された、
全7曲あるレクイエムの最後の曲。
イン・パラディスムは「楽園へ」っていう意味。
立て続けに亡くなった両親の為に書かれた曲だと噂されていますが、
本人は否定。
誰かのために書いたのではなく、楽しみの為に書いたんだ、
と言っていたそうです。
ははぁ、どうりでレクイエムにしては軽快で明るい曲。
こちらはレクイエムの直筆楽譜。
直筆楽譜って味があって良いですね。
今はみんなコンピューターですからね。
私も作曲のスケッチ(アイデアや下書き)は、
手書きでする事がありますが、
清書は全てフィナーレという
楽譜制作のソフトウェアでやります。
書き足したり、転調したり、
コンピューターなら1秒でできる事を、
昔の人はえらい時間をかけてやっていたんだなぁ~と
改めて感心させられたエリカでした。
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