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No.1482 つかの間の秋を楽しむ 

 8日(月)雨続きの中で昨日一日と今日の午前中まで貴重な晴れ間だった。たまたま昨日は以前から計画していた紅葉狩りと温泉を目的に出かけた。場所は阿賀野川の上流の鹿瀬。奥阿賀と呼ばれる地域で遊覧船に乗って往復8キロ、川からの紅葉は素晴らしかった。

 船内の案内でいきなり百人一首に登場する36歌仙の一人、猿丸太夫の「“おくやまに もみじふみわけ なくしかの こえきくときぞ あきはかなしき”はこの辺が詠まれたものでございます」というから、ずいぶんいい加減なことをいうと思って調べたら、そういう説もあるのだと初めて知った。岩肌に赤松やもみじが張り付いたような絶景だった。

 鹿瀬という地名も猿丸太夫の命名だとする説明もあった。阿賀野川の鹿瀬といえば、昭和電工鹿瀬工場があるところで、この工場から水銀が垂れ流しされ、下流で新潟水俣病の発生源として全国にその名を知られた。半世紀近くを経てようやく和解の動きとなった。

 温泉は赤湯で知られたかのせ温泉の山の上の一軒宿・赤崎荘。展望風呂から眺める山や谷の紅葉もまた素晴らしかった。それにもまして、宿の料理が美味しく、久しぶりに満足感に浸った。帰途は奥只見に向かうも工事中で抜けられず、真っすぐ帰宅した。

 議会の無駄の話はこの号で終わりにしたいが、昨年8月30日の衆院選挙で当選した議員に8月30,31日のわずか2日間の在任期間に対し、8月分の歳費・文書通信費として計230万1千円満額、全議員で約11億円が支払われて国民の怒りを買ったのは記憶に新しい。

 返納をさせるべきだという声が当然あったが、日割り計算の制度がないということで支給された。今年7月の参院選で同様なことが起こり、法改正案が緊急上程されようやく実現した。考えてみれば同じようなことが戦後繰り返されていたわけで、マスコミの怠慢だ。

 教育委員会等の行政委員会や議会、常勤でもない職にあるものが定額の報酬を受け取ることそのものが無題遣いである。欧米のように実費弁済を原則とすべきではないか。とはいえ、日本の特に地方議員が専門職となって、兼職禁止となっていることの改革も必要だ。

 自民党などから「歳費を安くした場合、生活に困窮した議員が汚職を行うとか金持ちや金持ちをパトロンに持った人間しか議員になれなくなる」といった議論がなされているらしいが、とんでもない逆立ちした議論だ。世界一の歳費・報酬に加えて政党助成金などという無駄遣いも問題だ。共産党がこれに反対して受け取っていないのは筋の通った話だ。
この船で奥阿賀の紅葉吸い込まれるように

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