今日は、衆議院議員選挙の投票日です。
唯一の支持政党をもたないので、選挙ではいつも迷うのですが、
今回は、たくさんの観点があり、どれを優先すべきかもたいへん迷いました。
教育に関する観点をみると、
ある政党が、6・3・3・4制の見直しを公約の一つにしており、
もしその政党が第1党となれば、近い将来、大きな改革があるかもしれません。
さて、12月11日に「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」の2011年の結果が公表されました。
日本は4年前の前回調査に比べ、小学4年生では若干上がり(^∇^)、
中学2年生ではだいたい同じぐらいだったという結果が出ましたが、
それよりも、同時に行われた意識調査では、学習への意欲が若干改善されたものの、
国際平均を依然下回ったそうです。(ノ_-。)
「勉強が楽しい」と答えた小4は算数、理科とも前回より3ポイント上昇。
特に理科は90%で国際平均88%を上回りました。
中2は数学48%、理科63%でそれぞれ8ポイント、4ポイント上昇しましたが、国際平均の71%、80%を大きく下回りました。
中2に「数学や理科を使う職業につきたいか」を尋ねたところ、「つきたい」と答えたのは数学18%、理科20%で、これも国際平均の52%、56%を下回りました。
資源のない国で、知的な財産(勤勉さや高い技術力など)を国の資源として国力を高めてきた日本。
最近は、急成長をしているアジアの国々に押され気味ですが、
もともと持っている日本人気質と「教育力」で、国際社会で生き残っていってほしいと思います。
東京インターハイスクールでは、
自分の興味のあること(音楽、スポーツ、歌、趣味的なことなど)を
深めていくという学習法が行われています。
自分の得意な分野を伸ばしていく学習スタイルを取り入れることによって、
さらに興味関心が広がり、得意分野の才能を伸ばしていってほしいと思います。