こんにちは。すっかりご無沙汰しております。
ここのところ家に引きこもって作曲ばかりしていたら、
ちょっと太りました。 (家に一日中いると、食べ過ぎてしまいます。)
さてさて、先週はあるワークショップに行きました。Live Electronics
(ライブ・エレクトロニクス) ライブ・エレクトロニクスは、いわゆる電子音楽(現代音楽)の一種で、
マイクで拾った生楽器の音を、コンピューターを通して加工して、
その加工した音と生楽器本来の音を同時に組み合わせて作る音楽のこと。
あらかじめ大まかな仕込みはするものの、
基本的には全てリアルタイムの即興演奏が中心です。
ソフトウェアを使って、音を加工するためにプログラミングをして、
ライブでは楽器を演奏しながらコンピューターをいじったりして、
ジャンルの音楽です。
電子音楽って何だ???という方はこちら。Karlheinz Stockhausen
(カールハインツ・シュトックハウゼン)
"Gesang der Junglinge"シュトックハウゼン(1928-2007)は、
ドイツの現代音楽の作曲家。
電子音楽の作品も多数作曲しました。
・・・ということで、ライブエレクトロニクス。
前からなんとな~く気になってはいたものの、
なぜだかずっと手を出さずに今まできました。
だから、今回のワークショップはむちゃくちゃ楽しかったです。
私にとって、未知のジャンルの音楽なので、刺激的でした!
ワークショップの講師は、NYからはるばるやってきた、
Robert Rowe (ロバート・ロー)。
奥にいる人がロバートです。
その道では名の知れたアメリカ人作曲家です。
現在はニューヨーク大学で教授をしていて、
電子音楽の本を書いたりもしています。
その名も、『Machine Musicianship』
(マシーン・ミュージシャンシップ)
興味のある方はどうぞ。
彼も昔オランダに住んでいた事があったそうで、
今でもたまに音楽活動をしにやってくるらしいです。
今回はMAX/MSPというソフトウェアを使って、
ライブ・エレクトロニクスの作曲&演奏の手ほどきをしてくれました。
というか、手ほどきしていただくには、もったいないお方です!
初歩的な質問ばかりしてしまって、しかも何度も聞き返して、
自分のアホさ加減に情けなくなったエリカです。
そんな私にも、ロバートは笑顔を絶やさず(飽きれてたのか?)
我慢強く教えてくれたのでした。良い人。
1週間続いたワークショップの締めに、
最終日の金曜日の夜にコンサートをしました。
私のバンドの編成は、
・ファゴット
・ベースクラリネット
・ギター
・ピアノ
・ベース
楽器であるフレーズを弾いて、それを録音して、
その音を加工してループさせて、その上に他のフレーズを重ねていきます。
そのループも、ただ単調に繰り返すだけのループではなく、
ちょっとずつ変化が加わるループをプログラムしました。
おもしろいっす。
ベースクラリネットの子がプログラムした音は、
ウルトラマンに出てくる怪物の声みたいな音で、
かなり素敵でした。映画音楽や、ダンス等のライブ・パフォーマンスにも使えそう。
ワクワク・・・夢が膨らみます。
この電子音楽ワークショップでは、他にも
ハンガリー人のDJがゲストで来たりして、
トラックの制作方法やノウハウを公開していました。
クラブ音楽は、情報を詰め込みすぎずに、
いかにシンプルに作るかが鍵、だそうです。ほほぅ。
電子音楽という新たな領域を知って、
ルンルンのエリカでした。
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