ある日、ある時、獲得したディスカウントバウチャー券を使ってある所に行ってきた。ある所というのは、マレーシアでも有名な涼しい避暑地。・・”避暑地での出来事”って映画あったよね。何度か行ったことのある地域ゆえ油断をしていた自分が悪い。
いつも泊まるホテルではなく、豪華な?違う雰囲気を味わうためだったハズが・・・とんでもない経験をしてしまった。というより、させられた。
いいのです、オコッテマセン。今では怒りも通り越しました。何でも経験。マレーシアは”何でもあり”驚くことではないと無理に言い聞かせ・・上には上・・下には下が・・ということで、その幽霊屋敷体験談。
ホテルというより、アパートメントだった。確かにホテルの表示なし。でも、何かのサイトで、「ホテル・・・」と書いていたような記憶。
このエリアは有名な避暑地ゆえ、ふらっとゴルフにも行く所なので自分たちは良いホテルでなくてもいいのです。さっと行ってもいいし、長期滞在の日本人達も、季節により、たくさん訪れますからね。
今回の最大の問題は、バウチャー券が通常より60%OFFでRM169となっていたことです。ずいぶん安いぞ、低料金の宿泊でいいゴルフが出来るだろうという期待があったこと。1泊2人1室、朝食付き。
この避暑地に5回行っているけど、いつも同じ所に泊まっていた。いつもの所は、綺麗で1泊1部屋、朝食と夕食付でRm185でこの「夕食」が付いているのがいい。
このチケット60%割引でRM169となると、実際はRM410(12,300円)くらいになるはず。この地ではスゴイ豪華な所があったと意気揚々だった。
しかしそれは完全な思い違いだった。詐欺です、完全なウソです、真っ黒な「苦ソ」です。だって、ホテルの紹介の写真はオープン当時の綺麗な外観でしたよ。大体こういう手のパンフはオープン完成当初施工のきれいな、まっさらの姿しか載せない。
車で、着いた途端、激しい”不安痛”が・・いや、心に”通ずる”ものがあった。カウンター嬢の応対は想像に任せるとして、クレームを述べていくと・・・
まず、言っておかねばならない、よっぽど部屋を取り換えてもらおうと思ったが、すでにバウチャー券は支払済み。銀行から引き落とされている。これらの住まい全体が幽霊屋敷のようで、到着時間も遅いし、雨は降って来るし、今更、宿は探せない山奥の地域。
山道運転で疲れている。外は暗くなってきた、寒いし、霧がまた発生してきた。もう変更も難しい。カウンターの応対もよくないからと、再度歩いて下の階まで行きたくない・・。
まあ、いいさ、1泊だしこれも経験さ・・今までいろんなところにも泊まったし、それも経験だ・・いいでしょう・・・ということで部屋替えはしなかった。
では、体験談いきます。まず、これは、部屋の電球のカサで、3つあったが、全部がこの状態。塗装が剥げている、熱で焼けている、何故か上からのシミがある。このシミの意味が今でも解せない。
漏電の可能性がある。挙句に5つの部屋に3つあった内、2個が電球切れ状態。電球を外して、寝る部屋のと交換したが、、、、、天井の水漏れっぽいシミから、、”漏電”がよぎったよ。
・・この天井からの裸電球を見てください・・ここは、もしかしたら幽霊屋敷かもしれない。
日本製のパナソニックPanasonicの扇風機でいいんだが、ほこりまみれ。こんな寒いところなのに、エアコンはもちろん扇風機さえ要らないのに、これがあるんだなぁ。扇風機を回したら色んな菌が、倍になって「菌=ばい菌」が飛んできそうだ。
2人だってェ~のに5部屋もあるところを提供された。こんなに配電盤がむき出し状態。5部屋と言っても、寝室が3部屋だ。全室ジメジメ状態。ホントに笑っちゃう。よく自分も我慢できたと思う。
電気がつかず、ついても1個のみ、超暗い。2部屋は日が入らない。笑っちゃう。2部屋のベッドの毛布はなんかしっとりしている感じ、いつ取り換えたの?
かび臭いぞ? 枕をどうしよう・・そう思うと、なおカビ臭くジメッと感じてくる。枕はやめてゴルフ用のタオルを敷く。
自分たちの表玄関の部屋番号だ。3の数字がとれている。周りの部屋を見たら、やはり7割位の部屋が、数字が剥がれていた。どうして??・・やはりここは「幽霊屋敷」じゃ。
あまり、入居してないぞ。そうか、12月のこの時期、雨と霧が多く、客が少ないので、60%ものディスカウントをしたのか・・?・・いや、違う、やはりここは幽霊屋敷。
繰り返す・・・ここ幽霊屋敷かもしれない。
下のドアノブを見てくだされ。新しいのと古いのと。そして上のカギフックも見て下され。壁側とドア側の色と材質が明らかに違う。…ということは、泥棒に入られたのか、単に弱いから壊れたのか?・・・やはり、ここは危ない幽霊屋敷。
この地域が寒い事で、かまどがある。一度も使われていない。
ついでに、いっぱい言っちゃおうっと。ほこりがたまっている。心配していたお湯が、ゆっくりだ。止めるとぽたぽたと閉まらないバスタブは汚れている。入る気がしない。怖ッ入らない。
ひびが入っていて、大丈夫かと思う。お湯のタンクの配管の継ぎ足し工事を、何度もやっている形跡有り。シャワーのしたたりも止まらないため、バスタブの排水溝の穴から、、シュワシュワ・ゴロゴロ・コーンという音が一晩中、聞こえていた・・やはりここは幽霊屋敷。
丸いテーブルに5脚の椅子があったがその一つ、完全に壊れている。
この椅子だけど、自分が写真を撮るために、この位置に動かしたんじゃなく、そのままの状態を撮ったもの。信じられない・・・まさに、ここ幽霊屋敷。
見て下され。部屋に入るまでの通路&階段は、もともと屋根がない構造になっている。それゆえ、雨風と湿気と、ほこりと汚れでこうなってしまう。
こんな事、あんな事、そんな事、、、どういう事? ブログネタのため、諦めろって事か・・また階段の狭い事・・カビだらけ・・・・・・・ここ絶対「幽霊屋敷」。
この地域は、ある季節は、世界的に有名なイベント会場になるところ。今の季節はガラガラ。雨が多く、霧が発生する山の中。
以前に来た12月の時はOKだったので、晴れ間を狙ってやってきたんだが。この時はずっとこんな霧が立ち込めて周りが見えない。つまらない場所、ホテルだった。その悪いタイミングに来てしまった。RM169につられたのが、いけない。安いからいいってもんじゃない・・の教訓でした。
ということで、奇妙な幽霊屋敷ホテル宿泊。マレーシア、いいことばかりじゃない。呆れかえり、諦め、 ずっと冷静だから、いい体験をさせてもらったという感じです。でもいいこともあるから、めげないでということで締めくくります。
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