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今朝のヤフーの記事欄に、興味深いアーティクルを見つけた。

コロナ死4千人、肺炎死者10万人、これをどう考えるか。

寄稿者は医療関係大学院の教授。

インフルでは毎年数千から1万人程度がなくなり、肺炎では10万人程度がなくなっているらしい。コロナ死者の数は累計でも4千。この状況で本当に緊急事態宣言が必要なのかという医療専門家の疑問。

そして協調されているのはフレーミング効果というまあ、一種の経済学というか社会行動学なんだけど、特定の数字を意図的に強調されて知らされた場合、人は非合理的な判断と行動をとるという事実、これは実証されている。

毎日毎日、どのテレビ局も終日、「感染爆発」「医療崩壊」「何曜日としては過去最高の感染者数」「何曜日としては東京では最高の死者数」などと、特定の数字をことさら強調して報道する。これが人々の判断をミスリードしていないのかという御指摘。

上記先生が言っているのは、肺炎で10万ものひとがなくなっているという事実とコロナの死者数が冷静に報道されたら人の判断や行動はどうなるのということ。また、多くを犠牲にする非常事態宣言という判断が今の時点で正しいのかという論旨である。

また先日別の医療関係者も言っていたが、コロナが指定感染所の2類、つまり、エボラなどのすぐ下の階層に分類されたことで、医療機関や保健所の対応が極めて厳しくなっているわけで、死者数を考えたときに「本当に2類なの?」という議論が必要なのではないかということだった。

イギリスやアメリカでの死者数を見た場合、これはもう相当にシリアスなわけで、初期段階で諸外国と同じような対応をとったというのは極めて合理的だと思う。しかし、今の日本の状況、(なぜこんなに致死率が西欧と違うのかという根拠はわからないけども)を考えると、上の先生の御指摘というもの個人的には一定の納得感がある。

まあ、いすれにせよ、日本のテレビメディアについてはうんざりするのは私だけか。

おわり。

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