人と人との関わり、関係というのは実に深いものがあり、他人からは窺い知れない側面が多々ある。
こと恋愛に関しては、これはもう当事者以外にわかりようがない機微の集合体みたいなもんでしょう。
最初は互いに惹かれ合い、そして相思相愛、ところがどこかの時点で「ズレ」が出てくる。互いの距離を一気に縮めると、相手に対する期待値が変化してきて、少し期待にそぐわないところが出てくると、「こうあってほしい」と思い、次第に「lこうあるべきだ」、そして最後は「なぜこうじゃないんだ」と、、、
そして離別が訪れる。。
別れるプロセスには当然いろんなことが起こるわけで、パートナーに対する失望が顕在化する中、パートナーより魅力的な人が出現し、その人のことが好きになる。そして、、、、
まあ古代の詩にも書かれている通り、今更私がどうのこうのというに及ばないことでしょう。
これは独身に限ったことではなく、結婚という法的状態に該当する場合でも起こるわけでして、今や日本でも離婚率は30%を超えているとのこと。米国などでは確率は5割でしょうか。
当然に離婚に至る過程では、どちらかが一方的に悪いということは少なく、双方の考えや行動がその発端を生み出し、そしてあゆみよりというプロセスには戻れなくなり、、、
こういった事態の原因、理由はまさに他人の理解が及ぶことではなく、当事者同士しかわからないわけです。
そして当事者同士でも「片方から見たストーリー A」と「もう片方からみたストーリー B」はほぼ全く違うわけでして、どちらが正解ということもなく、どちらとも正解だということになります。
それを他人がどちらが悪いとか、どちらの方が可哀想だとか、単純に裁こうとすることは、愚の骨頂と言わざるを得ません。
今まさに、前回呟いてみた有名人たちの複雑な恋愛関係を大手メディアが私的な手紙を暴露し、多くの人が外野からこれら夫婦たちの行動を「ジャッジ」するという大騒ぎになってるようですが、まあいかにも大人気ない話だなとただただ思っちゃうわけです。
ましてや芸人さんの話ですからね。。。
全ての人は崇高な倫理のもとに行動し、それに反するいかなる行為も許容されないということを主張するのであれば、恋おおき人生を送った偉大な芸術家や音楽家の芸術作品など絶対に見たり聞いたりするに値しない、展示してはならない、聞いてはならないと思うのでしょうかね。
愛に生きたピカソの絵などはもう言語道断ですよね、世界の美術館は批判されないように気をつけないと、、 笑
おわり
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