そして完結編へ、、、、、、、
そう、深淵なる a と the の世界、、、、、
さてさて、スポーツや音楽をやる場合によく使う動詞は play はい、その通りです。
play tennis, play baseball とかね、ですよね、このとき the はつかないですよね、ね、
ところが、楽器を演奏するとき、まあなんと
play the piano, play the guitar
なんで? なんですか? こっちは the がきますよね。
これ定かではないようですが、前回紹介しました本によりますと、もともと英語が形成された時期、音楽というのはソロでやるもんではなくって、複数人で奏でるものだというのが前提だった、それで、それぞれの楽器はその構成要素のひとつだという解釈だそうです。
そうすると、音楽を奏でるのは、play music, そして、それぞれの楽器の場合は、play the piano となって the をつけることでセットになっているうちのひとつの要素的な立場を表しているとのこと。
へーーーー知らんかったわ。
確かに play tennis はどう考えてもテニスしかないですもんね。「私はフットワークだけを担当してます」というのはありえないですもんね。
そしてもうひとつ。
これは前々から謎だったパターン、どこかに行くとき、、、、そう、動詞は go なのですが、ここで不思議なことが起こります。
go to church
go to school
go to college
go to bed
ジムにいくなら、go to the gym でしょ、なんで the がないの? なんで? どうして?
この答なのですが、複数の理解があるらしいですが、ひとつは、目的語である行先が、動詞一体となって「動詞化」しているという理解だそうです。
これは他にも例があって、歩いていくのは、by walk, バスでいくのは by bus となりますが、この場合も動詞と一体的なセットになっているため、名詞を強調する冠詞はつかないそうです、と本に書いてあった。
ただ、もうひとつ理解があるらしくって、学校や教会というのはあまりにも行く目的がはっきりしているというか、勉強する、お祈りする以外に目的がないわけですので、そういう意味において動詞と一体化してしまっているという考えもあると、、、、
そういわれたら、ジムに行く人は、走るだけとか、エアロビだけとかありますもんね、ヨガだけとか。サウナだけ、、人によって目的が違う場合はあります。たしかに学校や教会は万人にとって目的はひとつですね。
ちなみに、アメリカでは病院などは the をつけるケースは散見されるようです。それからいわずもがなですが、特定の病院にいった事実を言うときには the はつくと。
ということで、以上、深淵な冠詞の世界はおひらきとなります。
覚えたしりから、またわすれそうだわ、、、、汗
おわり。
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