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絶滅品種 ファーストクラス

先日、アメリカに滞在していた時に、たまたま全米オープンがありまして、そしてたまたまその都市に滞在するという偶然がありました。

ただし、、観戦してませんw

なぜならが、そもそもそんな時間がないのと、聞いてみるとチケットは天文学的金額なんですって 汗。

そして、世界の有名プレヤーにはパトロン、別名サポーターがついているのだけど、そういう大金持ちの人たちのほとんどは、こぞってプライベートジェットで観にくるらしい。100名単位でですよ!

空港大混雑ですよね。

どうも世の中格差というものの広がりああるようで、プライベートジェットの需要が高まる一方、飛行機のファーストクラスというのがどんどんなくなっているという印象があります。

特に米系はそうでしょうか。

一昔前は、ビジネスクラスとファーストクラスの境界線は「フルフラット」だった。

ところが、サービス合戦が激しくなるとともに、一部の航空会社がビジネスクラスにフルフラットを導入しだした。

そうすると、そりゃ同じ程度の金額なら、12時間のロングフライトではもう全然違うわけです。

昔、JALのビジネスも微妙に斜め20%度くらいなっているビジネスクラスシートだった時なんて、寝ているとしたにずれていくんですね 笑。なのでやっぱり起きちゃう。

これとフルフラットは大違いです。たった20度が大違い。

おそらく、JALもシートピッチの点から考えて、フルフラットにできたんだろうけど、「境界線」を守ろうとしたんでしょうね。

がしかし、サービス合戦がどんどん広まり、今やフルフラットは当たり前になってきました。

そうすると「境界線」が消えたことにより、逆にファーストクラスの意義が問われてきた。一体何が違うんだと。

料金ほどの違いを感じることができないわけですね。食事だけで数十万円違うなんて不合理。

そういうことで、今やファーストクラスのない路線が増加し、一方でビジネスクラスのサービスの充実が進んでいるという感じでしょうか。

そういう中でエコノミーの座席数も減少し、プレエコが増加しつつある。

ということで、ファーストに乗っていた人は、今やプライベートジェットの人とビジネスクラスの人に分かれ、そしてエコノミーの人も、エコノミーとプレエコに分かれつつある。。。。

どこまで行っても飛行機というのは「クラス社会」であり、資本主義の縮図のようなもんでしょうか。

おわり。

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