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桜に関する情報をもう少し、今度はロンドンではなく日本です。

さて、少し触れましたが、桜の原種というのは山桜など10種類程度でしたが、それが自然交配して100種くらいの野生種があるらしいです。

街中で一番多く見られる染井吉野などは人工的な交配種で観賞用に作られたものとのことで、今や観賞用の交配種数が野生種を遥かに上回っているらしいです。

染井吉野は江戸末期に江戸の植木屋が交配して作ったのですが、明治期に一気に広がったとのこと。

一方、染井吉野はクローンであるがゆえに、自然繁殖はできず同じクローンから作られます。これによって同じ時期に一斉に咲き、一斉に散るという状況が生まれました。特に戦前戦後に公園、学校や河川敷などに集中的に植えられ、現在のような景観になったらしいです。その理由の一つに染井吉野は成長が早いので重宝されたというのがあるらしいです。

よって、染井吉野があちこちに咲き乱れる風景というのは、実は古くからの日本の風情ではなく、むしろ戦後のイメージのようです。

ただ、桃山時代なんかでも秀吉が花見の茶会を開催したごとく、やはり桜を愛でるという文化はあったのだと思います。ただ、景観が異なっていたんでしょうね。

このように染井吉野は成長の早さゆえに重宝されてきましたが、クローンゆえの問題もあるとのこと。その一つが病気です。野生種ではないので、病気に弱い。そして一つが感染すれば一気に広がるという。

そしてもう一つは寿命。

その寿命は実は短く、70-80年で一生を終えるらしく、実は戦後に植えられた多くの桜が今まさに寿命を迎えようとしていて、老齢化した桜の植え替えというのが密かに大きな課題になっているそうだと聞きました。

ということですので、ひょっとして今の古木がその問題ゆえに他の樹木に植え替えられるということが頻発すれば、これからの世代にとって、桜というものがまた全然違う印象の存在になる可能性があるのかもしれません。

桜は学校や公園ではなく、山で愛でるものだとか。。。。。

あるいは病気に強く、長寿命のちょっと違った桜が日本中に植樹されるとか。。。。

世は移り、そして文化も移る。

この時代はこの時代でぜひ壮観な桜を愛でようではありませんか!

おわり。

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