三重県にある白山高校が今年の夏、初めて甲子園に出場しました。それまでは、初戦敗退が当たり前な学校でした。2013年に赴任した東先生は社会人野球から教員になった先生で、赴任前の高校でも県内ベスト4に導くなど、手腕も評価された先生でした。最初、部員が5名しかおらず、落胆したそうですが、そこからまずはグラウンドの草むしりから始めたそうです。
授業や部活をサボる生徒を呼びだすなど、細かいケアをしていく中で、徐々に生徒も変わっていったそうです。2017年に学校からの支援も増え、マイクロバスを購入することができ、それを使って練習試合を年に160回ほど組むことが出来たそうです。最初は負けが込んでいたそうですが、だんだん勝てるようになったとのことでした。
野球部での改革もそうですが、学校全体への改革も行ったそうです。白山高校というと、県下でも人気が低い公立高校で、2次募集をしないと定員を満たさない高校だと言われています。白山高校を第1志望として入学した生徒は少なく、学校に誇りを持てない生徒も多かったそうです。東先生はまず、生徒に部に入ることを勧めて回ったそうです。自分の居場所の確保や何か自分が誇れるものを作ってほしいという願いがあったのだと思われます。部活を行う生徒が10%だったのが、80%ほどになり学校も変わっていったそうです。
今年の夏に甲子園出場を果たし、愛工大名電に10-0で敗れはしましたが、立派だったと思います。色々な支援があり、生徒も頑張った結果だと思いますが、東先生が起爆剤であったことは言うまでも出来ません。一人の先生が生徒を変え、学校を変えることは難しいですが、できることだと改めて思いました。
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