Jakeです。
これ以前にも発音のところで触れたのですが、再度。
よく、海外に行ったとき、ほんとうにびっくりするくらい簡単な英語、というよりも単語が通じなくって赤面ということがよくあります。
たとえば、Waterとか。
これ通じなかったら結構恥ずかしいおもいしますよね。(本当ははずかしがることまったくないんだけど)
で、なんでか、なんで簡単な英語が通じないのか。
それは、、、、明快な答えがあります。
これは多くの本には載っていません。Jakeもロンドンで英語を習って初めてわかった事実です。
要は、われわれが日本で習ってきた英語の発音というのは、本来の発音に似ても似つかぬものであり、さらにわるいことにはそれをカタカナで共通認識しちゃっているという驚愕の事実です。
たとえば、door。
これは通常「ドア」とどこでもかいていますし、我々も言います。
でも、現地では「ドー」
です。だから通じない。向こうからしたら、なにを言ってるのかわからないのです。別の単語だとおもっちゃう。
そして、open。
これもカタカナでは「オープン」。でも違います。
現地では「オウプン」。
ウは結構強いのです。なので、オーと伸ばしちゃうと、相手はまさかオウプンだとは思わない。
くっつけて、open the door。
日本の学校だと、「オープンザドア」でも現地では、「オウプンダドー」。
この違いで、言っているつもりの簡単なことばが通じないということが頻発するのです。もう日本の英語教育とカタカナがどれだけ罪深いか。
他の例ですが、ご自分で発音してみてください。
after, last, past, glass, over, evening, dauhgter, coat
答えです。
after → アーフター
last → ラースト
past → パーストゥ
glass → グラース
over → オウヴァー
evening → イーヴニング
daughter → ドータ
coat → コウトゥ
一度、辞書を見てみてください、発音記号ね。うそじゃないとわかります。
すごく簡単な例だと、afterですね。これはまぎれもなくアーフターです。
BBCをきいてみればよくわかります。
good afternoonも同じでして、「グッ アーフタヌーン」です。
で、アーはかなり強いです。
あと、コートもコートではなく、コウトゥで、ウが強いです。なので、コートといってもわからないのです。
あと、子音にも落とし穴満載です。
たとえば、TとかPとかは破裂音といわれ、非常に強く発音します。
先生からよく言われたのは、口の前に紙をぶらさげるとぺらっとめくれるくらい強く唇を破裂させて息をだすくらいといわれました。
たしかに、イギリス人ってよくつばをとばすことが多いのですが、結構こういう子音の破裂音のときだと思います。
日本人は強く破裂させることになれていないので、たとえば、
Tea please.
ていうかんたんな文章でさえ、TとPの発音が弱すぎて、通じないことがよくあります。
びっくりするくらい強めに発音してちょうどくらいでしょうか。
いちど、やってみてください。
ということで、なぜ、これほど簡単な単語や文章がイギリスで通じないのか。
それは実はウソの発音をならったから、そしてそのウソの発音を社会としてカタカナで認知して共有しているからです。
こんな恐ろしい事実があるのにそれすら認知していない。。。。。
遅くありません。
勉強をはじめましょう!
おわり。
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