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海外出張準備
出発前のチェック
留守宅への備忘録
海外では、何が起こるかわからない。治安も日本より悪い国が多い。盗難やスリの被害だけでなく、大事な物をどこかに忘れたり落としたりすることもあるかもしれない。万一のためにパスポート番号、クレジットカード番号、海外保険証書の写しなどを留守宅に残しておこう。
また、出張中に家族が緊急連絡したいという場合、利用する航空会社や便名、滞在予定のホテルと電話番号、同行者がいる場合は氏名とその人の自宅や会社の連絡先なども合わせて備忘録として留守宅に残しておけば、いざというときに役に立つ。
用意したい持ち物
パスポート番号の控えは、留守宅の備忘録とは別に、自分用にメモして身に付けておく。出入国カードの記入など、パスポート番号のみが必要な場合がある。また、写真を2枚以上(ネガもあればより安心)準備しておこう。海外でパスポートを紛失したときなどに必要になる。
旅行バッグやトランクなど、飛行機に乗るときに預ける荷物には必ず鍵をかける。施錠用のキーは通常2個あるので、別々に携帯する。バッグやトランクは、類似した物が多く間違いやすい。取っ手にバンダナやリボンを巻くなどして、目印をつけておくと便利である。
預ける荷物は、航空会社の手違いなどで現地に届かない場合もある。到着後2~3日は過ごせる程度の荷物を機内に持ち込んでおくと安心である。
写真フィルムは入手しにくい国や地域がある。とくにポジフィルムは難しい。フィルムを機内に持ち込むときは、X線を通さず係官に直接検査を頼むほうが安全である。カメラ用の特殊な電池なども現地で購入できないことが多いので、必ず新品に取り替えて持参する。
出国・入国カードなどを記入する黒か青のボールペンは、いつでも取り出せるところへ入れておく。
持っていくと便利な物
そのほか、持っていくと便利な物として次のようなものが挙げられる。
電卓(現地通貨などを計算するため。予備の電池も)、英和・和英辞典(できれば現地語辞典も)、ガムテープ、傷絆創膏、トラベルウオッチ、折り畳み傘、ソーイングキット、靴のスペア(合成ゴム製のオーバーシューズは、ビジネスシューズの上からかぶせれば雨靴の代わりになる。見学などのときはビジネスシューズよりもスニーカーなどが便利)
メガネ(コンタクト・レンズ)のスペア(コンタクト・レンズを使用している人もメガネを持参したほうがよい)、常備薬(機内持ち込みのバッグと預ける荷物に分けて入れる)、国際携帯電話、住所録など。技術系の人は、虫メガネやスケール(2m巻尺)などを持参すると便利である。
参考:海外出張リンク集
出発までのチェックリスト (印刷用のPDFファイルは表の下部からダウンロードできます)
●公的機関への申請および諸手続き | ||
■パスポートの取得と有効期限の確認 | ||
■ビザの申請と取得 | ||
■予防接種の確認と手配 | ||
■航空券の予約 | ||
■滞在地のホテル(宿泊施設)の予約 | ||
■空港からホテルまでの交通手段の予約 | ||
■海外旅行保険の手配 | ||
■国際運転免許証取得の有無 | ||
●買い物および持ち物の準備 | ||
■現地で着る衣類 | ||
■業務で必要な資料などの点検 | ||
■日用品などの用意しておくべき品物の選定と準備 | ||
■航空券の予約 | ||
■医薬品の選定と準備 | ||
■おみやげ品の選定と準備 | ||
●資金の準備 | ||
■トラベラーズチェック(T/C) | ||
■国際クレジットカード | ||
■国際キャッシュカード | ||
■現地貨幣 | ||
■日本円(国内用と現地貨幣への両替用) | ||
●出発当日用の確認事項 | ||
■出発空港までのアクセス | ||
■航空券のチェック | ||
■パスポート、ビザのチェック | ||
■ホテル予約の確認 | ||
■到着空港からのアクセスの確認 | ||
■日本出国カードの記入 | ||
■出張先国の入国カードの記入 |
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