海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。
海外出張・準備・諸情報
海外への出張は何かと面倒が多いもの。実際に海外出張へ行かれた方々の実体験をもとにしてお役立ち情報のページを作ってみました。
留守宅
- 自分の利用する航空会社や便名、滞在予定のホテルの電話番号、パスポート番号やクレジットカード番号、海外保険の写し、同行者名と留守宅連絡先、会社の連絡先等を万が一に備えてメモし、留守宅に残しておくこと。
パスポート
持っていくと便利な持ち物
預ける荷物
- トランクやバッグ等、預ける荷物は必ず鍵をつける。鍵前の場合、通常キーが2つあるので、別々に携帯する。また、他の人のものと間違えやすいので、バンダナなどを巻く等などして目印をつけておく → → モバイラーツアコンの旅チャンネル >旅の準備
機内持込用の荷物
- 預ける荷物は現地に届かないことがあるので、到着後2~3日は生活できる分の荷物を機内持ち込み用として持参しているといい
- 飛行機には出来るだけ楽な格好で乗る。体温調節できるように上に羽織れるものをもっているといい
- 機内では足がむくむので使い捨てができるようなスリッパをもっているとよい
- 入国カード等を記入するための黒または青のボールペン
- 機内は非常に乾燥するのでアヴェンヌ等のウォータースプレーがあるといい(お勧めはよーじやの「よーじや水」30ml/840円)
- 常備薬(機内用と預ける荷物に分けて入れるといい)
その他
- 写真フイルム:現地で購入すると非常に高い場合が多い。特にAPSは手に入らない国もある。フイルムを機内に持ち込む際、X線でやられることがあるので、X線を通さないようにするためのフイルム用の袋に入れておくとよい。ちなみに小銭の整理にフイルムケースが役に立つので捨てないで持参するのもよい
- 靴のスペア
- 現地通貨を計算するために電卓
- ツメきり
- バンドエイド
- 予備の電池(特にカメラの電池は手に入りにくいので持参する方がよい)
- ソーイングキット(安全ピン)
- 折り畳み傘(日傘にもなる)
- ガムテープ(少量で可)
- 目覚し時計(小さなもので可)
- 常備薬(機内持込とトランク両方にいれておく)
- 国際携帯電話→ →国際電話/携帯電話
- 荷造りの仕方はこちらへどうぞ → → → 荷造り
参考になるHP
チェック・イン
- 長い時間を機内で過ごすにあたってトイレにいったり多少動き回ったりするためには通路側の席(aisle seat)を頼むといい
- 非常口横の席は足が伸ばせるので、とれるかどうかは別としても頼んでみる価値はある
- 航空会社によっては誕生日や記念日などに特別のサービスをしてくれることがあるので(シャンパンサービスやケーキなど)あらかじめ尋ねてみたらいいかもしれない
機内での過ごし方
- エコノミークラス症候群予防のためにも水分は充分にとるようにする。ただし、機内はお酒はまわりが早いので飲み過ぎないように注意する
- 気圧の変化によって耳がつんとした場合に、頼めばキャンディー等をもらえる。
- 機内は非常に乾燥しているのでコンタクトははずしたほうがよい
- 食事の時間以外でお腹が空いてしまった場合には頼めば何かしらもらえる
ホテル
- ホテルの部屋の鍵はかかるかどうか必ず確認し、チェーンロックを必ずすること
- ホテルの部屋には絶対に貴重品(現金、トラベラーズチェック、パスポート等)を置いておかない
- 部屋備えつけの冷蔵庫に入っている飲み物は市場価格の3倍はするので外から買って持ってくるほうがいい
- ホテルロビーでの置き引き、スリ、盗難に注意
- 下着・Tシャツ類はホテルの洗面所で充分洗濯できる。絞る際にホテル備え付けのバスタオルに包んで絞るとよく脱水でき、乾きが早い。またホテルの部屋は非常に乾燥しているので、枕もとに濡れたタオル(水のしたたらないもの)をかけておくと乾燥対策にもなる。その際ハンガーがあると役にたつ。(ホテルによっては備え付けてあって取れないところがあるので、日本から数本持っていくと何かと便利である。帰りは現地に捨ててくればよい)日本ではあまり見かけないが、歯磨き粉のようなチューブに入っている洗剤を一本持っていればちょっとした洗濯をする際に非常に重宝する
お金
- 国にもよるが、ホテルは換金率が悪いので、両替は空港もしくは銀行で行うほうがよい。国によっては町の換金所でも安心できる。
- 日本の各銀行のインターナショナルカードやシティーバンクのカードがあれば海外のATMで現地通過を引き出すことができる。ただし、インターナショナルカードの場合引きおろすたびにだいたい200円の手数料がかかる。
- クレジットカードをつかうときは、金額欄をよく確認すること。レストランではチップを記入するようになっているので、必ず中味を見て自筆で金額を書くこと。また、領収書やレシートは保管して持ち帰ること
- 東南アジア等ではまともな店以外のクレジットカードの使用は避けたほうがいい。
- 外出時、現金は分けて持っておくこと。バッグにひとつにまとめて持ち歩かないこと大きな現金は身につけて、財布に小銭と少量の紙幣を入れておく。ポケットにも小銭を入れておくとチップやちょっとしたものを買うときに役に立つ。
- 使い残した現地通貨のコインは日本円に換金できないので、もし使い切りたければ現地の空港でお菓子などに使ってしまうのも手である。紙幣でもものによっては日本円に換金できないものがあるので注意が必要である
- レストランの勘定、ホテルの請求書は明細を必ずチェックすること。特にホテルの請求書は電話代、ルームサービス、ミニバー等の明細が間違っている事が多いので必ずチェックしたほうがよい。
- さらに詳しい情報は → → → こちらからどうぞ
トラブル/盗難
- パスポートの紛失・盗難に遭った場合はすぐに日本領事館に届け出る
- クレジットカードを紛失した場合は即盗難届を出すと同時にクレジットカード会社に電話を入れ、カードを紛失した旨を伝えた上で使えないようにしてもらう。万が一に備えてクレジットカード番号、有効期限をメモしてもっていること
病気/衛生面
- 現地の水はホテルで「飲めます」と書いてあってもそのままでは飲まないほうがよい。またミネラルウォーターを買う際にも国によっては中味は普通の水・・・ということもあるので十分に注意したほうがよい。ちなみに海外(特にヨーロッパ方面)では炭酸入りのミネラルウォーターが主流の場合もあるので注意したほうがいい。炭酸入りはCarbonated、そうでないものはNon-carbonatedと表記してある。
- 食中毒には要注意。特に東南アジア地域では生のものを口にするのは避けたほうがよい。また、南国特有のフルーツも食べ過ぎると胃が熱をもち嘔吐等に至るので注意が必要である。なにか体調がおかしいと思ったらすぐにホテルのフロント等に相談すること。現地で医療機関にかかった場合、帰国後に保険会社に請求できるので、証明を書いてもらうこと
- 出発前の予防接種についてはこちらから → → →海外最新医療情報
- 医療関係リンク集 → → → ここからどうぞ
買い物
- 偽物のブランド品は日本に持ち込めないので買う際には充分注意する事
- 土産等を購入する際には必ず交渉する。特に東南アジア地域では日本人には高値でふっかけてくることが多いのでいい値の半額くらいから交渉をスタートされるくらいでいいかもしれない
電化製品
- パソコンや髭剃り、ドライアー等を持参する場合には変圧器が必要(海外対応のものであっても現地にあったプラグを持参する必要がある)
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テレビやビデオは国によって方式が違うため、特にヨーロッパ・東南アジア・オセアニアに行く場合には注意が必要。
テレビは「放送方式」、「カラー方式」、「チャンネル方式」のうち1つでも異なると使用できない。
放送方式は世界中で14種類あり、走査線の数、映像電波と音声電波との間隔や音声変調方式などの違いにより、AからNまでのアルファベットで表示されている。カラー方式は「NTSC」、「PAL」、「SECAM」の3種類。そしてチャンネル方式は各チャンネルの周波数が何ヘルツであるかによって分類されるもので、これらの3つがあわなければテレビは映らない。
ビデオもテレビと同様に「放送方式」、「カラー方式」、「チャンネル方式」の全てがマッチしていなければ使用できない。カラー方式が違うと、録画すみテープの再生はできないし、放送方式やチャンネル方式が違うとビデオデッキが使えない。テレビのRF端子を使って接続する場合、日本で使われているRF信号は1チャンネル(91.25MHz)と2チャンネル(97.25MHz)であるが、この周波数はアメリカでは採用されていないので、日本のビデオデッキでは映らない。
主な放送電波は長波(LW)、中波(MW・日本では通常AM)、短波(SW)、超短波(FM)の4種類。アメリカではFM、ドイツは短波、イギリスやフランスでは長波が多い。
現地でビデオを購入しても日本のビデオデッキでは再生できない(もし日本で見たい場合はカメラ店等に頼んでダビングしてもらう必要がある)DVDソフトも国際的な取り決めで、DVDソフトとDVDプレーヤに「地域コード」が設定おり、日本に持ち帰って視聴できるのはヨーロッパ・近東・南アフリカのDVDだけなので要注意。
地域は:1.米国・カナダ、2.ヨーロッパ・近東・南ア・日本、3.東南アジア
4.オーストラリア・中南米、5.アフリカ・アジア・東ヨーロッパ
6.中国
- 詳しい情報はこちらから → → → 電化製品の持ち込み
自動車の運転
- もち現地で車を運転する場合には日本で国際免許をとっていく必要があるが、国によっては日本の国際免許が通用しない場所があるので注意したい。また、短期滞在の場合車の運転は基本的な交通ルールの違いや文化の違いなどがあるため、あまりお勧めできない。
- 詳しい情報はこちらから → → →国際運転免許証の取得
(注)上記は経験に基づいたものですので、実際には異なる場合があるかもしれません。また、上記以外で独自のノウハウをお持ちの方は是非ご紹介下さい。
参考になるHP
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