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NO1631 原発は廃炉しかない(24)

ラムサール条約湿地佐潟 4日(月)マスコミも専門家と称する学者たちもようやく事態の深刻さを伝えるようになってきた。前から原発の危険性を説いてきた原発反対派や政党の主張が信憑性を帯びてきたのだ。企業任せの安全対策も暴露されつつある。こんな大事故にならなければ動けない国だった。

 地震の翌日12日朝6時過ぎ、管首相がヘリコプターで原発視察を決断したとき、首相秘書官はとめ、案の定マスコミは批判した。私は現状把握するのは重要だと思ったから、支持だった。首相は反対を押し切って飛んだ。原子力安全委員会の斑目委員長が同行した。

 機中で斑目氏は「総理、原発は大丈夫なんです。構造上爆発しません」原発は自動停止したものの、原子炉内の圧力が上昇した。東電はベント(爆発を避けるため、放射能を含む蒸気の弁を開ける)を迫られていたにもかかわらず、本社と現場のやり取りで遅れた。

サギ? ベントが始まったのが、10時17分、しかし、間に合わず午後3時半過ぎに爆発。保安院も大丈夫だと言い続けた。夕方、首相は不信感を持ち、夫人に東工大の名簿を調べるよう電話。信頼できる学者に助言を求めるためだったという。2号機の圧力上昇も報告された。

 官邸はベントを要請(命令できる体制になっていない!)だが、東電は動かない。海江田経産相は保安院にベントの指示を出したにもかかわらず、保安院は「一義的には東電が決めること」と責任を回避し、上司の命令に従わなかったのだ!この無責任体制!

 管首相は「電源車は何台あるのか」「自衛隊で運べないのか」「東電と直接話をさせろ」と指揮を執ったという。こんな話は今まで新聞、テレビは報道せず、管首相にリーダーシップがないかのような話ばかり。安全体制が仕組みとしてない実態こそ暴くべきなのに。

つくし こうした遅れで3,4号機も水素爆発で建屋が吹き飛んだのだ。斑目氏はようやく「自分の不明を恥じる」と会見で述べた。今まで東電情報だけで「安全神話」を振りまいてきた責任は取ってもらう必要がある。規制機関の独立の必要性を遺言にしてだ。

 昨年5月、衆院経産委員会で共産党の吉井英勝議員の質問に保安院の寺坂院長が「外部電源が全部喪失されて冷却機能が失われると、その時間にもよるが、長時間にわたると炉心溶融につながることは論理的には考えうる」と答弁したことも明らかになった。

 今行われている都知事選で石原氏が圧勝しそうだというが、今回の大地震を天罰だといい、原発推進を叫んでいる人物が本当に再選されるのか。討論会で原発問題をめぐり、小池晃氏の追求に「あんたは共産党でしょ」と相手にしようともしなかった。

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