New York Cityから東に車で一時間半、Long Islandまで居合道を教えに行ってきました。師範と弟子四人で田舎の小さな空手道場を訪ねてきたのですが、とにかくアメリカの田舎は何もない。
びっくりするくらい何もないですね。
左の写真は、道場の看板。
文字の配列、バランス、フォント等々、芸術性を強く感じたので記念撮影。
帝国州空手、、、、、、、、、
このネーミングはちょっとリアクションに困るな。。
漢字も何だかセンスを感じる。特に二重書きしているところ。
さて。
アメリカでは武道といえば空手が一番人気ですが、剣術を習ってみたいという方も結構いるんです。
ただ、空手と違ってなかなか先生が見つからないので諦めている人も多いようで。
中国系の武具店は全米そこら中にあり、日本刀を手に入るのは比較的簡単です。
ただし、"奇妙な日本刀"ですが。
写真をお見せできないのが悲しいですが、鞘が真っ赤だったり、大きな龍が柄の先に付いていたり(でも形は日本刀)、とにかく装飾が派手ですね。
そのガラモノの刀をデカい体格で力いっぱい振り回すものだから、怖い怖い。
ちなみに、普通の日本刀はシンプル過ぎて(それが日本刀の良さなのに)アメリカ人の好みに合わないのか、ほとんど売っているのを見たことはないです。
あと、日本語が書かれた手ぬぐいをバンダナみたいに頭に巻いて稽古する若者を田舎の道場ではよく見かけますね。
外国人が日本の国旗を頭に巻いてくれるなんて、なんて光栄なことか。
あ、大概、そういうアメリカ人の携帯の待ち受け画面は、美少女系アニメのキャラクターになっているんですよ。
ようは秋葉系ということですね。
さて。。
練習後、全員で近くのDinerに食事に。
Dinerというのはアメリカのファミレスみたいなもので、どの店も下のようなギラギラした品の無い外観となっています。
日本から旅行に来られる方で、典型的なアメリカ人(体中にタトゥーを入れたマッチョ)を見たいという方は、是非とも立ち寄ってみて下さい。
24時間営業。
メニューには、オムレツとか、肉を丸ごと焼いたやつとか、とにかく高度な料理スキルを必要とするものは一切ありません。
味はそこそこイケます。なぜならケチャップの味しかしないから。
肉と卵とポテトが好きな人には最高の場所でしょうね。
お、日本食のメニューを発見! 「Japanese Pasta」だって。
蕎麦かうどんのことかな。こんな田舎で日本食が食えるとはいいじゃないか。
なになに、
「照り焼きソース(!?)がかかった肉とピーマンとニラ、、、、、?」
「ん?」
おい、「リングイネ」かよ!パスタじゃん!
日本なんていうちっぽけな国は所詮世界でこの程度の理解しかされていないということですな。
食い過ぎて腹が壊れそう。
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