ティムホートンのコーヒーが飲みたくなって店に入った。
例によって10人前後の列ができている。
自分の番が3番目ぐらいになったとき、
先頭にいた客と売り子の間にやりとりがあって列が止まってしまった。
その客は一見してストリートピーピルとわかる人で、
コーヒーとドーナツを2つ注文したのだけれど、
お金が足りないらいしい。
売り子も対応に困っている様子・・・。
そのとき、その客の後ろに立っていた目立たない中年の客が売り子に声をかけた。
「It's OK. He is with me」(大丈夫ですよ、私と一緒なんですよ)
そう言って、彼は自分のコーヒーと一緒に彼の支払いも行った。
助けてもらった客は、何が起こったのかまったく信じられない様子で
目を丸くしてお金を払ってくれた人を見ている。
お金を出してあげた人は、別に特別な様子は見せず、
何も言わずに自分のコーヒーを持って去っていった。
「It's OK. He is with me」・・・・・
なんと言う温かい言葉だろう。
赤丸天
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