これまで紹介した本に加えて、今回の正月休みに読んだ本です。
本来は大学時代の先輩のUさん、アルコムフレンドのかなちゃんさんの映画評のようにきっちりとまとめなければいけません。が、時間もないので、せめて防備録です。
田中森一 『闇社会の守護神と呼ばれて 反転』
伝説の特捜エース検事は、なぜ「裏」世界の弁護人に転向したのか。
こうした本はこれまであまり読みませんでしたが、なかなか度肝を抜かれました。このような本や佐藤優のような本もどんどん読まねばと思います。
Luke Harding 『The Snowden File』
下記NYTより
この本は衝撃的でした。著者のLuke Hardingは注目です。He might have been really a patriot and a whistle-blower? 私もVerizonやネットを使っていて、筒抜けだった口です。この問いは少なくともしばらくは問い続けることになりそうです。
まだ読んでいませんが、NYTからの紹介記事です。
http://www.nytimes.com/2014/02/05/books/the-snowden-files-by-luke-harding.html?_r=0
ただ個人的には、細かい玄人好みの野球も嫌いではないのですが、MLBのようなスカっとした野球の方が好きで、長嶋、原、中畑といった華が欲しいでしょうか。
Nelson Mandela byKem Knapp Sawyer
半分まで読了。大航海時代の喜望峰の発見から徐々にポルトガル、オランダからの入植が始まるが、始めはお互いに協力し合う関係だったという記載は新鮮でした。世の中を見渡した場合に友達関係だって国と国にとの関係もそうなのかも知れません。
下手したら家族や親族の中で争っているケースだってあります。
途中イギリスの登場によるオランダ系住民の不満、そして時を経てApartheidへとつながっていきます。 このMorgan Reynolds Publishingという出版社のYong Adult向けのものは適度な薄さで概要を捉えるのに良いかもしれないと思います。
https://morganreynoldspublishing.wordpress.com/
『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』 金子哲雄 ☆☆☆☆
41歳という若さで死んでいく著者が懸命に生きた証と、すてきな夫婦の愛の物語だと思いました。これは下記に感想を書きました。
『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』 金子哲雄 ☆☆☆☆
数年前に買って積読だったもの。メソポタミアの数学から始まって、アーベル、ガロアへと続く群論発見とその後の(おそらく)素粒子論への発展の歴史ですが、ガロアの決闘死のところまで読了。
素粒子への発展のところはまた時間をとって、今度は原書で読みたいでしょうか。
恥ずかしながら理系の私ですが数学的な記述はしっかり追わず、物語的な部分だけ高速リーディング。でも、なぜガロアの論文が画期的だったのか、腑に落ちました。