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iPad

誕生日プレゼントとして、iPadをもらいました。

16GのWi-Fi版です。

発売されて以来、電車で使っている人を見ては声をかけようかと迷うくらいずっと欲しかったのですが、安いものではないですし、学生の身分では当分我慢しないといけないなとすっかり諦めていたということもあり、渡された時は思わず涙ぐんでしまいました。 

本当にありがたいことです。

僕が肌身離さず持っているネットブックと守備範囲が被る箇所も多いのですが、自分なりの使い方を考えていこうと思っています。


アップル製品にはすでに慣れていて、僕はかれこれ三年近く初代iPod touch(発売と同時に購入)を毎日フル活用していたのですが、これを機にiPadをプレゼントしてくれた人にあげることにしました。

三年前のガジェットといっても、OSはアップデートし続けますし(残念ながらマルチタスキングには対応しないが)、まだまだサクサク動きます。電池の持ちもまだまだ大分良く、このiPadもそのくらい使い続けられたらなと思っております。

ひとまず、アプリはもうすでに50個近く試しています。2個を除いて無料のものばかりですが、どれもこれも非常に出来が素晴らしく感動するものばかり。


このガジェットは、簡単に言ってしまうとただの液晶板なのですが、それだけに人によって全く異なる使い方ができるのが特徴だと思います。

僕の場合は、まずは電子書籍の閲覧ができるというのはとても大きなポイントです。

昔から国語は大嫌いで若い頃一切読書ということをした記憶がなかった僕ですが、数年前に不意に目覚め、今では暇さえあれば本を読むようになりました。最近は道を歩きながら読むことさえあります。

そんな僕にとって、昨今の電子書籍ブームは渡りに船。

8月末に発売となる最新Kindleの購入を本気で考えていたのですが、iPadの登場により必要なくなりました。

iPadはE-Inkではないので目がより疲れ易いのは確かですが、元々毎日10時間以上はPCの画面を見ているので、まぁ同じことかなと。

それよりこちらはカラー表示なので、本だけでなく、写真が多く使われる雑誌にめっぽう強い。

それに、今まで読み終わった後に保管場所がないために売らざるを得なかった本を残しておけるのは本当に素晴らしいことです。


また外国に住んでいて一つ悩むことが、「日本語の本が高い」ということでしょうか。

僕は紀伊国屋やブックオフがあるニューヨークに住んでいるので、他の地域や国に住んでいる人よりよっぽど良い環境にあるとは思いますが、

やはりスペースが限られた店頭では自分が読みたい本が必ず置いてあるわけではないし、しかも値段が日本で買うのと比べて2倍近くします。

まだまだ日本ではごちゃごちゃ争っていて、米国のように電子書籍がすぐ手に入る状態にはないですが、これもあと2~3年以内に大きく変わると思います。

実際、雑誌などはすでにほとんどが電子書籍で購入可能。
いくつかの雑誌をすでに読んでいるのですが、画面が非常にきれいで驚きます。


他の使い方としては、プレゼンテーションでの使用を考えています。

大学院では誰もがPowerpointを使ってのプレゼンをするので、誰もが同じような画面を使っていていい加減飽きてきていました。

大学がMacを無料で貸し出しているのでiPadと並行に使用しながらKeynoteでプレゼン資料を作ってみようと考えています。

iPadでアイディア出し → 簡単な図形を作ってしまい、それをMacで最終編集するという形。(どうやらMacとiPadの連携が悪いそうですが試したらリポートします)

本番はiPadをプロジェクターとつないでその場で図や画像を手動で動かしたりしながらのプレゼンなんてできたらおもしろそう。

プロジェクターとつなぐケーブルが、$30もするのがなぁ。。中古でだれか譲ってくれませんかね。。


問題があるとするならば、

大学院では大半がチームプレゼンなので、「めんどくせーからPowerpointでいいよ」というチームメートと組むことになってしまったら使えないというのが一点。

他には、全ての教室のPCはWindowsなので互換性がなく、これをどう克服するのか、というのも問題の一つ。

また、教室によってはプロジェクターの位置が変なところにあり、同ケーブルが届かなく使えないことがあるかもしれないというのも懸念事項ですね。

使用状況はブログにアップしていきたいと思います。

それにしても、、、試験前にこんなものを渡されて、手放せないではないか!


[今日の読書]

電子書籍といいつつも、紙の本も好きです。 
これは(読者側からは)矛盾しているものでは全く無く、状況に応じて使い分けられそうです。
ようは、本を読む機会が増えればよいのです。


君主論 (岩波文庫)君主論 (岩波文庫)
著者:ニッコロ マキアヴェッリ
岩波書店(1998-06)




中学校の世界史の中間試験で必ず聞かれる難易度1の問い、「マキャベリの君主論」。誰もが名前は聞いたことがあり、読んだことがある方も多いと思います。

初めの数ページは、なんだこりゃという感じでしたが、すぐに没頭。

誰しもがなんらかの団体・グループのリーダーを経験したことがあると思いますが、その経験を思い出しながら読んでいくと非常におもしろいです。

500年前に書かれていますが、特に読むに当たって歴史の予備知識もいりません。あえていうならば、ギリシャ・ローマ時代の引用が多いので、読む前にその辺りの歴史を知っておくと良いと思います。

10年前に私大受験用に血の滲むような努力をし覚え込んだ世界史。今ではすっかり忘れてしまいました、、、時間があったら是非とも覚えなおしたい。。いや、、もう無理か・・。


ちなみに、この岩波版は、アマゾンのレビューには「ひどい訳だ」「読みにくい」と書かれたい放題です。

明らかに外国語の文法をそのまま訳していて、日本語としては体を成していない箇所ばかりですが(特に語順)、僕はそこまで違和感は感じませんでした。
 
むしろ原典に忠実なのかな、と好印象をもったくらいですが。
 
この本は流してささっと読むものではなく、一文一文咀嚼していくものだから、なおさら「文法上の読みにくさ」は気になりませんでした。 

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ブログ紹介

八方ふさがり

http://blog.livedoor.jp/ike_chan_/

05年よりNew York在住。 現地銀行勤務を経て、09年よりMBA取得に向け大学院にて奮闘中。

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