8月15日にラフティング(川下り)へ友達と行ってきました。
NY近郊にはいくつものラフティングツアーがありますが、今回選んだのはここ。
White Water Challengers
この中のLehigh Riverのツアーが電話応対が良かったので決定。NYから車で二時間半程度で行ける(ペンシルベニア州)というのもプラス。
Dam Release Whitewater(Ages9+)という、ここが提供しているツアーの中では一番レベルが高いコースを選択。
一人当たり$58.95(ライフジャケットなど必要経費全て込み)と決して安くはありませんが、ラフティングは大体これくらいの値段が相場のようです。
ラフティングは人生初めてで少し心配だったので、予約を入れる際に電話で色々と先方に確認。
1) 水着や専用のブーツなどは必要なく、Tシャツに短パンの格好でよい。ただし、サンダルはダメ。スニーカーなどすぐに脱げない靴を履いてくること。
2) 日焼け止めを持ってくること。帽子は無くなる可能性あり。
3) 着替えを忘れずに。全身濡れるので帰りの服が必要。
4) 昼食を持ってくること。(数ドルでランチボックスが購入できるが、アメリカで提供される食事はまずいので持参することに)
5) 泳げなくても問題はなし。
一緒に行く友達の一人があまり泳ぎが上手ではないのでこの点が特に気になっていましたが、ライフジャケットを着ていれば川に投げ出されても自然に浮くので心配ないとのことでした。朝10:00に現地到着。
参加者はざっと数えても100人はいると思われます。大混雑。
更衣室で着替え、ライフジャケットを着て、用意されたバスに乗り込む。
30分後、川辺に到着。
ガイドがオールの漕ぎ方など注意点を説明。
各ボートは6人乗り。僕らは人数が足りなかったので、バスでたまたま近くに座っていた方達とグループを組み、出発。
まずはグループ内でリーダー等役割分担を決め、左右のターンなどを練習。
僕はなぜか先頭に配置され、その隣はマッチョなお兄さん。
特に自分の隣に座る人と息が合っているかは重要なポイント。
片方が強く漕ぎすぎるとボートがまっすぐ進まない。
ほどなくして僕とお兄さんとの間で出来た合言葉がこれ。
「Synchronize!」(笑)
目の前の波を越えるために先ほどバスで知り合ったばかりの人と大声で叫びながらわいわいやるのは楽しいものです。
下の写真は、ツアー側が途中で撮ってくれた写真の写真。
何を言っているか分からないと思うので説明すると、
「撮ってもらった写真はラフティング後に受付で現像された状態で確認できるが、購入しなくてもよい → しかしせっかくなので、その確認した写真をさらに自分のカメラで撮影」
一番右端が僕。その隣(奥)でカメラの方向を向いている人が、前述の僕の相方であるマッチョなお兄さん。サングラス越しに、にやっと笑いかけられる度にぞくっとしました。
安全面ですが、常に自分達のボートの近くをカヤックに乗った数人のガイド達が周って監視してくれているので安心。
何より参加者が多いので何か危険なことが起きることはほとんどありません。
カメラに関してですが、防水カメラを持っていかないとろくな写真は撮れません。というより、ほとんど漕ぎ続けているのであまり写真を撮る時間もありませんが。
僕は普通のカメラを透明ビニールで密封して持って行きましたが、このやり方はお薦めしません。下の写真のようにきれいに撮れませんし、何より体もボートもびしょ濡れになるのでカメラが壊れる可能性も大いにあります。
途中昼食休憩を挟み、計4時間のツアー。あっという間でした。
大変楽しかったのですが、あえてマイナス面を言うとしたら、Lehigh Riverで最難関コースを選んだ割にはほとんどスリリングな箇所がなかったということでしょうか。
ただ、子供さん、お年寄りの方、初めて体験される方には良いのではないのでしょうか。
次にラフティングに行く機会があったら、もっとハイレベルなコースに挑戦したいものです。ラフティング終了後、一時間の距離にあるBethlehemでMusikfest2010というイベントがやっているということで向かうことに。
8/6-8/15まで計10日間毎日様々なミュージシャンが世界中からやってくるこのイベント。20年以上続いているとのこと。日本で言えば富士ロックフェスティバルみたいなものでしょうか。
実は今回ラフティングに一緒に行った友達の一人がこの町の出身ということもあり、案内してもらいました。
こんな大きなサックス(写真右)、初めて見ました。
コントラバスサックスと言うそうです。
ポップ、ロック、ジャズ、ラテン、民族系まで多種様々なミュージシャンが街の至る所でライブをしていました。
[参考]
NY近郊のラフティングツアー
1. Silver Canoe
まだまだこの他にも数多くのツアーがあるようです。
そろそろシーズンも終わりなので、興味がある方は早めに予約をした方がいいかもしれません。