日本では謙虚さは美徳とされる。これ、筆者は好きな文化ですが、アメリカ大学院ではどうしても損をしてしまいます。
損をしてしまう可能性がある行動の例:
-重要な研究を、あまり強く主張することなく、受け手にその重要性を理解してもらうことを期待する。
-反論されると、ひょっとすると間違った主張をしたかと思い、割と簡単に引っ込める。
大学院では、教授陣、学生仲間、産業界の技術者に対し、自分の研究の重要性を論ずることが常です。
そして主張が弱いと、どんなに研究内容が良くてもマイナスイメージを与えてしまいます。口頭試験では特に気をつける必要があります。
そこで、自分の主張に自信を持つことがとても重要になってきます。
なぜその研究が必要か、過去の研究成果は何か、過去の研究に欠けている部分は何か、欠点を補う方策は何か、なぜ自分がその研究を行うのに適しているのかなどを徹底的に調べて説明できる状態にする。
そうすることで、研究成果なり研究プロポーザルを、自信をもって売り込むのです。
これ、アメリカ大学院にて出会った産業界技術者からの受け売りです。筆者も自信の弱い時には得てしてうまく主張できないので納得できます。
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