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NO3243 東南アジアでの虐殺も否定するか(24)

*写真は新馬華人史料から

生活の党・森裕子氏演説
生活の党森裕子さん演説 3日(火)晴。昨夜は県民会館で「戦争法案廃止」総がかり行動。金子修弁護士の話を聞く。今日は弥彦のもみじ谷の紅葉を愛でに出かける。菊祭と重なって、相当な人出でにぎわっていた。マレーシアには紅葉はないから、出かける前に見ておきたいと思う気持ちもある。

 

 日本軍はシンガポール占領の翌16日、ここを昭南島、シンガポール市を昭南市、ラッフルズホテルを昭南旅館、ラッフルズ博物館を昭南博物館と改称した。道路名も山下通りや日本通りに。早くも日本軍は「解放軍」などではなく、「占領軍」であることを宣言したに等しい。


 市内警備の警備司令部の河村参郎少将の遺書「十三階段を上がる」によれば、17日の夜突然軍司令部に呼ばれ「山下将軍は厳然たる態度で私に対し、こう命令した。『最も速やかに市内の掃討作戦を実施し、これらら敵性華僑を嫡出処断し、軍の作戦に後顧の憂いなきようにせよ。細部は軍参謀長の指示によれ』」そこで、河村は鈴木宗作参謀長を訪ねた

 

の本憲兵とその走狗(インド人とマレー人)
日本憲兵及び走狗 指示の具体的内容は「掃討日時、敵性華僑の範囲、集合(検証地区)、調査要領、処断方法等にわたったが、特に右の結果、敵性と断じたものは、即時厳重処分(死刑のこと)せよ、と指示された。私はさすがに、即時処分の語に対し、驚かざるを得なかった」

 

「私の質問に対し、鈴木参謀長はこれをさえぎり、釈明して曰く『本件はいろいろ議論もあるだろうが、軍司令官において決定せられたもので、本質は掃討作戦(皆殺し)である。命令通りの実行を望む』とのことである。[略]実行するほかなく、またその通り実行したものである」


 河村警備司令官は、その実施方法を第二野戦憲兵隊長の大石正幸大佐に命令した。その大石は戦犯裁判で「河村から『掃討作戦は急を要する。したがって反動分子の処刑は2月21日、22日、23日に行われなければならない』との指示を受けました。河村は「何か支障はあるか」と尋ねました」


憲兵隊本部の看板(下)
憲兵隊本部 「私は答えました。『すでに決定された以上止むを得ませんが、指示された時間はあまりにも短すぎます。もう少し時間を延ばすことはできませんか』『それはできない。とにかくやるしかないのだ』大石の命令を受けたのは各部隊の分隊長である。その一人大西覚。

 

元憲兵少佐、戦犯裁判で終身刑。大西は自著「秘録昭南華僑粛清事件」(金剛出版)に次のように書いている。「2月18日夕刻、分隊長以下集合の命令があった。早速、フォートカニングの憲兵隊本部(スタンフォードロード)に出頭すると、各分隊長も集合し、大石隊長より次のような命令が下された」以上はすべて拙著からの転載であるが、お分かりのように、シンガポール華僑大虐殺事件は山下奏文第25軍司令官の命令によるもので、その実行部隊に至るまではっきりしている点では、南京事件以上と言えるかもしれない。

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