• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

こころの支えとなることば その42 「大局観を養う」

囲碁は息の長いゲームです。19*19の碁盤の上に黒石と白石を交互に置いていきます。最後にどの位の地をとったかで勝負をつけるのです。碁盤はしばしば小宇宙だといわれます。その意味は、石はどこに置いてもよいということです。しかし、碁盤全体を見渡すとき、かならず定石や打つべき個所があります。これを知っているかどうかが勝負の分かれ目となります。

上手な人と下手な人が囲碁を打つときは、ハンディをつけます。これを置き碁といいます。例えば4段の人と2段の人が打つときは2段の人が黒石を2つ置いて始めます。最初の石の数は2対1なのが、中盤になると100対99となり、その差は縮まります。このように終盤になるとハンディはほとんどなくなり、あとは自分の実力が頼りとなります。

碁盤全体を見渡すとか、碁盤全体で打つとはどんな意味でしょうか。それは、ある部分に厳しい打ち込みがあったとします。局面を見てから、その打ちこんだ石を逃がすか、あるいはめし取ることを考えます。この判断が大局観です。逃がしながら追っかけると相手の陣地を荒すことができます。また、めし取ろうとすると、周りに相手の石が迫り、結果的に小さく取らされてしまいます。いつの間にか相手の厚みができて、その後の攻撃がしにくくなるのです。厚みというのは石がつながっている状態のことです。

上手は碁盤全体を見渡して打ちます。盤全体の状況から最善の着手を決めていきます。一方、下手は局部に目がいって、全体をの石の動きを見失うことが多いのです。このような打ち方をしていると、最初のハンディとしてもらった置碁の価値は消えてしまい、追いつかれていくのです。上手に追いつかれては下手に勝ち目はありません。

続きを読む

ブログ紹介

教育学博士:成田校長(めいほうかん高校)のブログ

http://www.at-mhk.jp/principalblog/

明蓬館高校の校長にして教育学博士の成田滋校長が、アメリカウィスコンシン州の院生時代や教育、自身の子育てに関してつづります。

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045