Merry Christmas or Happy Holidays?
留学生の皆さん暖かくお過ごしでしょうか?ニューヨークにいてもお鍋とみかんでほっこりしたい、無人島に持っていくのはぽん酢派のアイリススタッフのミサです。
ついこないだハロウィンやサンクスギビングかと思ったらもうクリスマスなんですね。本当この時期のニューヨークはイベントが盛りだくさんで語学学校に行ってる生徒さん達も楽しみが尽きないのではないかと思います。
先日、紀伊國屋書店で本を買ったあとにアイリスのオフィスまで6番街を歩いていました。クリスマスシーズンの飾りの規模が半端ないんです!
冬が長くて寒いとはいえ、こんなクリスマスの飾りを見るとニューヨークに留学していてよかったななんて思いませんか?
さて、そんな風に留学しているからこそ感じられる文化があります。
この時期、知り合いには ”Merry Christmas!”と言いますか、それとも ”Happy Holidays!”と言いますか?もちろん特に何も言わないという方もいるでしょうけど、もし何か言いたいのであれば、アメリカにいるからこそちょっと考えることがあります。
アメリカを象徴する言葉でMelting Potというものがありますよね。人種のるつぼ、いろんな文化が全部溶け込んで味わい深さを出している…なんてイメージです。一方で、Melting Potでは決してない、ただのTossed Salad だ、とも言われて久しいのです。溶け合うのではなくてバラバラのままだ、ということですね。
よりMelting Potになれるように普段からアメリカではさまざまな文化背景を認識する心がけがされています。街のカード屋さんでもよく見られるようになったのが、Happy Everything!とか Merry Christmukkah!といったクリスマス以外のこの時期の文化・宗教の祭典を念頭に置いたものです。例えば、ユダヤ教のハヌカーやアフリカ系のクワンザなども現代アメリカの一部ですよ、キリスト教だけがメインではないんですよ、という大切な主張です。普段の生活でも大事な意識ですが、ホリデーシーズンは特に顕著になります。
もし相手がクリスチャンなのであれば、Merry Christmas!はもちろん歓迎される暖かい挨拶です。もしかしたらクリスマスは祝わないかも?でも宗教的背景が分からないという相手ならばHappy Holidays!といえば無難に気持ちが伝わるのでぜひお試しくださいね~。
アイリスは12月25日と大晦日、元旦は休業しますのでご了承ください。