東京インターハイスクールでは、テストの代わりに成果物と呼ばれる学習の成果が分かるものを提出してもらい、単位認定を行います。
学習者はインプットとアウトプットを繰り返しながら、課題設定と問題解決を通し、知識やスキル、能力などを習得していきます。
また同時に当校では、ジャーナルという学習日記を書いてもらいます。ジャーナルにはその日その時間、どんな学習をしたかが記録されます。学習者は学習した内容、感想、試行錯誤の様子、成果などを記録していきます。
記録することには重要な意味があります。まず自分の変化を客観的にとらえ、自己評価する力が身に付きます。次に新たな課題設定のヒントに敏感になり、軌道修正ができます。また達成感を実感することができます。
その他にも様々なメリットがあることでしょう。
イギリスの経験学者、フランシスコ・ベーコンは「知は力なり」という言葉を残しました。またベーコンは次のような言葉も残しています。
会話は機転の聞く人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
読書とは座学でいうとインプットにあたります。そして会話、これはコーチやメンター、指導者とのコミュニケーションにあたります。コミュニケーションを通し、相手の考えや感情を推し量る力、自己表現する力を磨くことができます。そして書くこととは当校でいうと成果物の制作にあたりますでしょうか。
成果物の制作によって学習者は習得した内容を再現、表現し、自分の外に向けて正確に伝えることで自らの能力として身につけることができるのです。
成果物を制作することはエネルギーを要しますが、一つ一つの成果物の完成を経験することで、生徒たちは着実に成長を重ねています。
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