
留学中の生徒さんから、シンプルな文は作れるようになったけど
長文がなかなか作れない、読めないという相談をよく受けます。
長文を読む(あるいは作る)には
句と節を意識して、英文の構成を理解することが大事です。
例) I saw Ichiro yesterday.
すべての英語がこんな風に作られていたら簡単ですが
実際の英語の文は、上の文のように主語や目的語、補語、修飾語が単語一つで構成されているとは限りません。
1)二つ以上の単語(=句)で主語や補語、目的語の働きをしたり
2)主語と動詞のセット(=節)が一つの文の中に2つ以上出てきたりして
長い文を構成します。
この句や節の使い方をマスターすることが、長い文を作るコツになるでしょう
前回は句について取り上げましたので、今回は上記2)の節について見ていきましょう。
2)節
<主語と動詞>を含む2語以上の語の集まりを「節」と言います。
節には①等位節と②従属節の2種類があります。
①等位節とは
‐and, but, or, soなどの等位接続詞で結びついている節
例)I am Japanese, but I do not like sushi.
私は日本人だ、しかし寿司が好きではない。
②従属節とは
‐if, although,because, when などの従属接続詞や関係代名詞を含む節
種類)名詞の働きをする名詞節、形容詞の働きをする形容詞節、副詞の働きをする副詞節がある
a)名詞節:接続詞のthat によって導かれた節
意味)that +S+ V=SがVすること
例)I believe that I can pass the exam.
私は、試験を合格できるということを信じている。
b)形容詞節:関係代名詞や関係副詞によって導かれた節
意味)(Sが)Vする~
例)This is the ring that my boyfriend bought for me.
これが、彼氏が私に買ってくれた指輪よ。
John is going to the japanese restaurant span style="color: #FF00FF;">where I went last week.
ジョンは先週私が行った日本料理屋さんに、行く予定です。
c)副詞節:接続詞のif, when, because, although, after, beforeなどで導かれた節
例)span style="color: #FF00FF;">Although I am Japanese, I do not like sushi.
私は日本人だけれども、寿司が好きではない。
とても長い文を読み解くときは
どこからどこまでが一つの句なのか、
あるいは一つの節などか、
そしてそれはどのような働きをしているのかということを意識すると理解しやすくなるはずです。
Did you get it?
Good luck!