師走ということで詰め込み状態が続いております。
プレゼンを二回連続でやってきました。
一つ目はValuationのクラス。
といっても実際にプレゼンをしたのはチームメートの一人のみ。僕は資料作成だけして、本番は聴衆席で傍観者。楽でした。
企業の価値算定を行う、まさにMBAらしいクラス。
一時付いていけないかなと思った時期もありましたが、終盤盛り返してなんとか期末のプレゼンまでたどり着きました。
扱ったケースは、Orangina。
リンクにもあるように、ヨーロッパではかなり有名なブランドで、BlackstoneとLion Capitalが2006年に共同で買収を仕掛けるのですが、その際の企業価値についてプレゼン。
ちなみにサントリーが昨年買収したそうですが、数年内に日本でも売り出す予定はあるのかな?
パワーポイントは懇願されたのでまた(いつも通り?)僕が作ったのですが、下地だけ大まかに作って残りは発表者に好きなように作らせました。
やっぱり実際に話す人間が作るのが一番良いと思う。
ただ、任せるとただ文章を箇条書きにして載せる奴とかいてむかつくんだよなぁ。ノートじゃないっての。
冒頭部分に入れ込んだ動画が大うけ。
ただ動画を編集して見せるだけでなく、チームメートのCreditを自動アニメーションで流れる音楽と連動させ、聴衆の気分を盛り上げることに成功。
Financeの授業では、ビジネスプランのプレゼンと違い、導き出した数字の正当性が主要コンテンツになるので、どのチームもさらーっと数字の発表を行うだけのプレゼンをします。
ならば”あえて”ちょこっとエンターテイメント性を入れ込むことに。
他人がやらないならば、そこに差別化するチャンスがあるわけで。
もちろんやり過ぎて本業をおろそかにしてはいけませんが。
あとは、どのチームもエクセルシートで企業価値を求める計算過程と結果を示すのですが、これが見にくいのなんのって。
びっちり数字で埋まっているエクセルをそのまんまプロジェクターに写して聴衆に見せるか、またはスライドにコピペして見せようとする。
この方法でやると、フォントのサイズが大体10くらいになってしまう。
「セルA10が$123,456なので、セルA15が~」
って、おい!誰がそんな小さい数字を読めるんだよ。
教室の後ろに座ってたら、米粒くらいの大きさにしか見えない。
なんでこうアメリカ人は、他人の視点というもの考えないのかと思います。
数字発表しているのに、数字が見えないんだよ。
そんなプレゼン意味ない。
なんで誰も不思議と思わないのかね。
ということで、以下のフリーソフトの使用をチームメートに推薦。
ZoomIt
これかなりいいです。見せたいところを拡大できる。
プレゼンしながらスライドに文字を書き込めたりもできる。
Windowsにももちろん拡大機能はありますが、こちらの方がかなりスムーズに動きます。
事前にPCにインストールする必要がなく、USBにでも入れてプレゼン先のPC上で起動さえすれば1秒で使えるようになるのもお薦めポイント。
と、チームメートに実際にデモを見せて「うちのチームは他と違ったところを見せようぜ」と使うように薦めたのですが、
「おお、こいつはすごい!お前ナイス!」
と何分か使った後、
「でも、、、他のチームがやってないからやらなくていいや」
思わずぶん殴りそうになりましたが、こういうチームメートを持ってしまったのが運の尽き。
別に僕のチームメートが特段ダメな奴だったということではなく、大概にしてこういうのはアメリカ人に多いタイプ。
工夫とかめんどくさいことは大嫌い。
基本的にそのまんまが好き。
服装とか見れば分かりますよね。さらーっと一枚ワンピースを着るだけ。まぁ、それで様になる体型をしているからそれでいいのですが。
逆に彼らからしたら、日本人が何枚も重ね着をするファッションが理解できないとか。菓子パンにさらにジャムを塗る感じか。
まぁいいわ。
そういった面では、冒頭の動画は彼らの好みに合っていたか。
日本だったら外されていたかもしれない。
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