幼稚園の園児たち
23日(金)快晴。しかし肌寒い。少し日本人の姿が減ってきたような。長期滞在者の話によると、4,5,10,11月が少ないかなということである。こちらで比較的雨の多い時期だ。要するに、当地は日本の夏冬を避けて避暑、避寒に来る人が多いということである。
しばらく新聞投稿の意欲が湧かなかったのだが、「はだしのゲン」問題に触発されて、19日夜に投稿、今朝掲載されたと家内と友人から連絡が入った。地元新潟日報の「窓」という読者欄である。意外と多くの人に読まれているらしく、今朝も自宅に電話が入ったとも。
匿名は許されないので、どこで調べるのか、嫌がらせの電話や激励の電話を戴くこともある。今回の投書もその危険性のある内容である。私が最も言いたかったのは、現場の先生方が上からの「命令・指示」に異議を挟むことができなくなる事態である。転載する。
先生に引率されて
「はだしのゲン」が悪影響?
松江市の市教委が漫画「はだしのゲン」が「子どもの発達上悪影響を及ぼす」として、各小中学校に子どもたちの閲覧を制限し、貸し出しもやめるよう要請した、との報道に接し、中学校在職中およそ20年間にわたって、数千人の子どもたちにビデオ版を積極的に見せてきた者として、抗議の意思を表明したい。
私は日本の右傾化に大きな役割を果たしている「自由主義史観研究会」なる団体の存在を承知しているが、その公式サイトに、著作者・中沢啓治氏への個人攻撃や漫画の内容が「反日的・自虐的」であるとの批判が展開されている。しかし、この漫画は既に11か国語に翻訳され、日本政府でさえ、核不拡散条約の会議に原爆の悲惨さを知ってもらうとして、英語版を配布した程である。
この国にもある闇金融
私は社会科や道徳の時間に見せたのだが、どのクラスでも私と一緒に涙を流しながら見る子が多く、「反日的・自虐的」な感想を書く子など皆無だった。子どもたちが受け止めたのは家族の絆であり、どんな逆境にもめげずに生き抜く力であり、それを奪う戦争は許せないということだった。
もう一つ、この報道で気になるは、市教委からの通達に現場の管理職や先生方が異議を挟まなかったのかという点である。多忙化の中で、物も言えないような職場になっているとしたら、もっと由々しきことである。
家内からの連絡では、タイトルが「はだしのゲン制限に疑問」と変えられただけで、内容は無傷だったと。編集部から表現の根拠を問い合わせるメールをいただくこともある。新聞社にもさまざまな意見、嫌がらせ、激励があるのであろう。
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