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NO2453 日本軍はマレー半島で何をした(2)

足裏マッサージ店
8月21日 (6) 21日(水)快晴。テニスを終わってシャワーを浴び、テーブルに向かってこれを書いている。窓を全部開け放っていると、高原の爽やかな風が吹き抜けていく。上下ともジャージを着ていなければ寒いくらい。1500mで軽い高山病にかかるという人もいるが。

 昨夜は東京出身のJさん宅に招かれ、2時間半ほどごちそうになり、退職後の人生と今後について語り合った。インゲンの胡麻和えが美味しかった。私は焼酎と自作の餃子を持参。みなさんそれぞれ工夫をされている。帰りにちらし寿司をお土産にいただいた。

 先日,静岡出身のOさんからは自家製の納豆をいただいた。これがまた美味しく、こちらは豆類(大豆や小豆)が大変安いので、次回来たときには納豆づくりに挑戦したい。こちらで買うと、ほぼ2倍の値段である。スモークチーズや鯵の干物を作る人もいる。

刺青店
8月21日 (5) さて、マレー半島に上陸した日本軍はシンガポールまでの1100キロの道のりを55日間で踏破する猛進撃だった。そもそもなぜシンガポールだったのか。国民はハワイの真珠湾攻撃ばかりに目を奪われていたが、日本軍の本命は英軍のアジア最大の拠点シンガポールだった。 

 そもそもアメリカとことを構えるに至ったのには、1931年の「満州事変」で中国への侵略を開始した戦争が10年経っても終わらず、泥沼化したことによる。その戦線打開のためにマレー半島からジャワにかけての生ゴム、鉄鉱石、ボーキサイト、石油、米を必要としたのである。 

 国民にはそうした軍部の狙いは一切説明せず、中国満州侵略の時は五族協和の王道楽土建設を掲げ、今度は白人に苦しめられている東南アジアを白人の支配から解放してやるんだ、そして日本を盟主とする大東亜共栄圏を作るんだとの建前論だけを吹き込まれた。

旅行案内
8月21日 (2) 従って、真珠湾攻撃の決定前の41年7月2日の御前会議で「日本の自存自衛のために南方進出の歩を進める」という「帝国国策遂行要綱」が決定されている。国民に知らされることのなかったこれら「極秘文書」には自らを「占領軍」住民を「土民」と蔑視していた。

 詳しく史料を紹介するスペースはないが、一点だけ上げておけば、日本軍12万3000人の行軍中の食糧補給について「占領軍ノ現地自活ノ為民政ニ及ボサザルヲ得ザル重圧ハ之ヲ忍バシメ、宣撫上ノ要求ハ右目的ニ反セザル限度ニ」要するに、現地調達せよと。

 現地調達の意味は略奪も止むなしと言うことだ。食料だけではない。私がシンガポール日本人学校のマレー人守衛から直接聞いた話では親から買ってもらったばかりの「自転車」も取り上げられたと。マラッカでは米を徴発され、キャッサバを食べざるを得なかったと。

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