旧式のベンツのタクシー
12日(月)朝から快晴。最近のテニスは10人前後。休憩中の話題は日本の暑さ。東京以西の出身者が多いから、みんな「ここにいて正解ですねえ」となる。大家さんのミニスーパーに行けば「日本は42度だって?帰らない方がいいよ」と言われる始末である。
当地に来る前、春先の山菜採りがきっかけで何年ぶりかに医者通いの2か月余(皮膚科、内科、歯科、耳鼻科)でうんざりする日々だったが、おかげで病院の様子がよくわかった。実にどこの病院も超満員。それも年配者と小さい子供ばかり。医療費がかさむわけだ。
その時、薬局の薬剤師に「ジェネリック薬品にしますか」と聞かれ、詳しく説明を聞いた。私は以前から日本の薬品会社の社長が何人も億万長者の番付表に載る不思議、テレビコマーシャルで薬の宣伝を盛んにする可笑しさ、日本医師会という不思議な団体。
ドリアンが出てきた
医師会ばかりではない。歯科医師会や薬剤師会もそうだが、彼らは研究団体である前に政治団体で医師優遇税制(最高72%まで必要経費が認められる)の実現など、農協と共に日本の医療行政や農政に圧力をかけ、自分たちの利権を実現する利権団体に成り下がった。
そればかりではない。東洋医学を医学として認めず、漢方薬、鍼灸師、整体師、カウンセラー等々への保険適用の妨害(一部前進してはいるが)、さらに言えば「白い巨塔」で話題になった病院内部での腐敗、特権意識、看護婦との給料格差などとても先進国ではない。
私は河野氏の医療改革に賛成するものではない。高齢者の自己負担増は止むを得ないというのであれば、日本より経済規模の小さい北欧諸国、ドイツ、NZなどの国々で医療費無料を維持している現実を説明してもらいたい。日本は消費税を欧州並みに上げても欧州並みの社会保障が実現するとは誰も信じない。
ブリンチャンで見つけた珍しい花
ただ、ジェネリック薬品推進には賛成だ。例えば、消化性潰瘍剤のガスター20㎎の薬価は49.30円。一番安いジェネリックである薬価が9.6円だという。成分も効用もほぼ同じで81%になると。日本のジェネリックの使用率は40%、ドイツは80%、アメリカは90%。
薬剤師の説明では「例えば音楽の著作権は著作者の死後50年で自由に誰もが発行できるようになりますよね、薬品も開発と認可に莫大な時間と経費が掛かりますが、20年で開発社以外のメーカーも製造できることになり、安くできます。成分はほぼ変わりません」
わかり易い説明で納得だった。そもそも日本の新薬の開発や認可に時間がかかり過ぎ、しかも高すぎる薬価は世界的に有名だった。そこにメスが入るべきなのに、先ほどの薬剤師会や医師会等の利権団体が薬価を吊り上げてきたことは公然たる事実ではないか。
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