豚肉とタロイモ
7日(水)快晴から午後は一時雨。最近また雨がよく降る。風もあるのだが、大木が揺らぐような風をまだ経験していない。1500mの高地とは思えない穏やかさなのだ。気候が人間の性格に及ぼす影響ってあるだろうなと思う。日本国内でさえ東北人と西日本人では違う。
昨夜のNHKスペシャルは「終わりなき被爆者との闘い」と題し、原爆投下から68年間の医師と被ばく患者の身体的、精神的な闘いを追ったものだった。NHKにはとかく批判(特にニュース)がつきものだが、このスペシャルやクローズアップ現代等は私は高く評価している。
この番組を観て、福島の現状と重ねて見られない人は想像力の乏しい人か、意図的・政治的に無視する人々であろう。広島の被爆者に放射能の影響が表れ始めたのは25年以上経った70年代、そして68年経った今だというのだ。直ちに影響がないのは当然なのだ。
当地のパン粉
国内ではどの程度に取り上げられているか、ネット上でしか推し量れない。福島第一原発の汚染水の深刻さについてである。東電の発表はすでに信用を失っているのは言うまでもないが、規制委員会までが東電に任せては置けないと直接対策に乗り出したという。
そして今朝のニュースでは「汚染水の処理に国が予算」とか「経産省が廃炉費用を電気料金に転嫁できる仕組みを」そうならざるを得なくなるのは分かっていたが、この期に及んで、東電という会社を存続させる気なのか、金融機関や株主の責任を問う気はないのか。
福島事故の特に4号機や3号機の危険性を事故直後から指摘し続けているアメリカで40年以上にわたって電力会社で原発の運転や放射能の管理に携わってきたアーニー・ガンダーセン氏に対し、池田信夫は口汚い言葉で「不安を煽りすぎる」「沈没した」と批判を続けている。
クランベリー、甘酸っぱい
池田信夫が批判するなら、立派な人物だろうと思い、インタビュー記事を探したら、新潟で直接講演を聞いた方だった。元国連職員の松村昭雄氏が5月にガンダーセン氏の自宅を訪ねて対談した内容である。二人は議論の結果「東京電力を事故収束作業から外すべきだ」
との結論に達したと。スリーマイル島の事故後でさえ、原発の安全性に疑問を持たなかった氏が福島の事故で「私の残りの人生(まだ64歳だが)を決定づけてしまった」と。松村氏は「国連が核物理学者、原子力工学、地質学者等からなる独立した調査チームを編成し、改めて検証を行うよう国連事務総長に書簡を送った」と。アーニー氏は「この問題の処理を誤れば、その災厄は日本国内にとどまるものではなく、福島第一原発の危機は世界的にさらに波及する重大な原子力災害なのです」と述べ、どこが危険なのかについて具体的に話している。次号で紹介したい。
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