南米最大の都市、サンパウロ。
美味しい中華はなかなかお目にかからないサンパウロであります。
川府
Rua Galvão Bueno 580 TEL:3271-7249
かわいいマークとは裏腹に、今年に入ってから強盗事件が有ったせいか
堅牢な入口となっております。
川菜…四川料理が専門なのでしょうか。
ならば、宮保鶏丁R$22
ピリ辛で鶏肉は柔らかく花椒が効いていておいしい
中国料理は「青炒肉絲」 青いピーマンを絲切り(千切り)にした肉と炒める
というように日本人なら推理できる料理名ですが
たまにというものもあります。
「宮保鶏丁」しかり
「腰果鶏丁」なら腰果すなわち腰のような形の果(ナッツ)カシューナッツを
丁切り(ちょっと大きめの賽の目切り)にした鶏と炒める。ですが「宮保」は推理してもわかりません。
こちらは丁宮保 なる人の名前に由来しているようです。
「東坡肉」(豚の角煮)も人の名前
中国料理で、お料理が名前から推理できないものはそれぞれ物語りがあって面白い。
「福建炒飯」R$20
清代に乾隆帝が揚州の農村を巡視した時、たまたま出会った農民の家で食事を所望した。
貧しい家では食材がなく、ご飯と玉子、そして朝摘みのねぎを炒めてだしたそうな。
「この食べ物は何という名じゃ」と聞いたところ、
名もない料理、とっさに「揚州炒飯」と答えた。
宮廷に戻ってから、「揚州炒飯」が食べたい。とおっしゃる乾隆帝に
調理人たちは玉子だけでは…と豪華な食材を加えて作った炒飯が今の「福建炒飯」といわれるとか。
たしかに「川府」の炒飯 海老に叉焼と豪華な食材。
ご飯も一粒一粒卵液に包まれて美味しいです
これなら、きっとほかのお料理も美味しいはず。
一皿にも中国4000年の歴史。中華料理深い
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