乗用車も見える村
24日(水)快晴。現在日本に一時帰国中のYさんのブログによれば、日本のメデイアの参院選報道は見出しも中身も横並びだという。記者クラブ制度や共同通信による配信などの弊害が言われて久しいが、さっぱり改革が進まない。記者個人の取材能力の低下も言われている。
例えば今回の選挙の安倍晋三の評価について、南ドイツ新聞は「大企業や原発ロビーの友人」とかアルゲマイネ紙の「まずアベノミクスを成功させた後、国家主義への道を踏み出す」と言った朝鮮中央日報同様の見方を指摘した新聞が日本にあったのだろうか。
選挙の後はイギリス王室の皇子誕生のニュースに日本のマスコミが狂奔したであろうことは想像できるが、例えば産経新聞が「キャサリン妃出産、王子はイクメンか」という記事の中で、母乳で育てる、実家で育てる、などと好意的に伝えることに異議はないが。
昔の日本の風景
振り返って、自国の皇室の現状について、例えば美智子妃や雅子妃が出産や病気の時でさえ実家へ等帰ることさえ許されず、そのような行動を日頃否定し、バッシングの対象としてきたことなど忘れたかのように海外の話には「新しい育児」などと持ち上げる。
エリザベス女王が街頭で子どもたちの質問に答えて「男でも女でもいいから早く生まれて欲しいわ、休暇が取りたいから」などと率直に応えられる様子をそのまま伝える自由さが日本にあるのか。男であろうと女であろうと、イギリスでは同じ王位継承者であることに違いはない。
雅子妃が男子を生み落せなかったばかりに、非難の対象にされて、病の大きな原因になっている現状を突く報道がいままでにあったか。英国首相の談話にしても「何より新たな命を授かったお二人にとって素晴らしい瞬間だと思う」とのコメントを安倍が同じ立場で言えるか。言えまい。
荒れた中国人墓地
恐らくは「皇室の繁栄」とか「日本国の将来の繁栄」を建前にして自分たちの政治利用を考えるのがオチであろう。その先頭に立つのが読売、産経などのマスコミに違いない。戦後、正力松太郎の読売を初め、マスコミがアメリカのコントロール下に置かれた事実。
CIAの見方では「朝日は左寄りで、毎日も読売ほど右寄りではない。それにどちらもまだテレビを持っていなかった。さらに読売は正力のワンマン経営の側面が強いため、彼とコネクションを持てばこのメデイア全体を動かすことが可能だと判断した」ということだ。
だから、54年に正力が「原子力平和利用推進の一大メデイアキャンペーンを張るので支援をしてほしい」と申し出た時、国務省は飛びつこうとしたが、CIAは正力個人の政治的野望に手を貸し、それが国民にばれることのリスクに躊躇して、最終的には拒否した。
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