一年ぶりに日本に帰りました。まだ梅雨明けしていない日本でした。
上野駅、しかも金曜日の夜だったからか、酔っ払っている人がたくさん、
しかもまったりムードで、中央改札口の近くでは、缶チューハイなどで
乾杯している人たちもちらほら。
クールビズがほぼ浸透して、全体的にユルく見えました。
日本は、貧しくなってるのが人目でみてわかりました。
自分より若い人が、みんなユニクロを着ているようにみえました。
10年前、ユニクロは家着でした。
今、ユニクロが格好のいいブランドとして進化したというのもありますが、
ユニクロを着ていれば安心!
という時代になってきている恐ろしさを感じました。
そんなことを思っていたら、
ユニクロの柳井さんが、「そんなことではいかん!!」と怒っているではありませんか。
年収300万で満足している人が増えていること、特に昨年度の日本経済の下落ぶりが急速で
あったことを柳井さんは憂いていて、
私が感じていたことを、柳井さんのような人も感じていることが嬉しかったです。
私は起業家ではないので、偉そうなことは言えませんが、これではだめだ!と思う力が
今の日本にはないなぁと思います。
シドニーにいると、存在しているだけで、中国にも、韓国にも負けている気がするので、
日本に帰って、あーあ。だから負けちゃうんだろうなあと思いました。
つまり、上昇志向がないから。
持てない社会構造と精神構造になっちゃってるんでしょうね。
でも、日本というブランドはシドニーではまだ健全だと思うので、私も頑張らねばと思います。
そんな一時帰国でした。
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