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NO2413 自己責任論(2)

時計台のある公園 
時計台のある公園 2日(火)快晴だったが、4時頃から初めての本格的な雨。多少疲れが出たのか、今朝は目覚めたら9時だった。いつものように、ベーコンエッグに食パンにコーヒーの朝食。日本にいるとパンなど食べることはほとんどないが、海外に出ると、覚悟ができる。

 こんないい天気で家に閉じこもるのは勿体ないと、昼から、まだ歩いていない道や建物を探しながら2時間ほど歩いた。最後は図書館前のタナラタで一番大きい公園で花を愛でながら黙想にふけった。公園中央に時計台があり、気温も表示される。午後1時半で27度。これ以上には上がらない。

 日陰のベンチに座っていると、爽やかな風が吹き抜ける。ここで読書もいいかなと思う。子どもの遊具などもあり、土日になると家族連れで賑わう。娯楽施設があるわけではないので、結局食べ物を持って、公園に来るしかないのかも。若いマレー人のカップルもいた。

これがハイビスカスの木
これがハイビスカスの木 自己責任論についてはまだ言いたいことがある。海外に出ると特に感じるのだが、日本人は自己責任を感じさせる場面が特別少ないのではないか。例えば、海外ではバスや電車。行先や時刻、途中乗換など自分で判断しなければとても目的地にはつけないのが一般的である。

 日本は親切、丁寧と言えば聞こえはいいが、車内での喧しいほどの案内、注意など、言われたことに従っていれば目的地に着いてしまう。だから海外に出ると不満が出る。もっとも旅自体が小中高校時代に旅行委員や教師に従って行動するのだから判断の必要がない。

 その延長がパック旅行なわけで、添乗員のつぶやきをどれほど聞いてきたことか。「個人的な注文をつけ、ミスがあれば旅行後、会社にクレームが入る」「学校の修学旅行が一番楽で、儲かる企画ですよ」そうだろう。修学旅行では我々教師が添乗員だったから。

葉はカンナだが?
葉はカンナだが? タイの中高等学校での経験で、学級担任はいたけれど、朝の出欠や生徒の状況把握が中心で、あとは授業に責任を負うだけ。教務室もないから日本式の共通理解とか揃えるための打ち合わせなどない。校内の事故や行事等については校長が絶大な権限と責任を負う。

 これが世界の常識で、日本の学校で例えば新聞沙汰になるような事故や事件が起きれば、窓口を教頭や校長にしぼり、職員には箝口令が敷かれ、普段生徒との接触もない校長があれこれと取り繕う。授業の中味さえ上からの指示が絶対で、自己判断は制限つきだ。

 結局、日本社会というのは、自己判断も、自己主張も許さず、自己責任も負わせず、横並び、大勢順応を求められる社会ではないか。個性は伸びず、出る釘は打たれるのだ。日本の高い技術力と文化程度を持って世界に羽ばたけば、どんなにか誇れるのにと常に思う。

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